2014
アンドロメダ
アンドロメダは、ギリシャ神話のエチオピアの王女です。
母カシオペイアがアンドロメダが海のニンフより美しいと自慢したため、ポセイドンが怒りにふれてしまいます。ポセイドンは、海の怪物カイトスを送り、沿岸を荒らしました。神託で怒りを静めるにはアンドロメダが生贄にされなけれなならないと告げられ、アンドロメダは海の岩に鎖で縛られます。
たまたま通りがかったペルセウスがアンドロメダを救うため、メデゥーサの首でケートスを石にして倒し、その後ペルセウスの妻となりました。
神話の世界のモチーフは、色々とエロい。けれどその中でも、このアンドロメダのお話は突出しています。美しい乙女を生贄に差し出す。よくある話ですが、怪物に食べさせるために、裸にして岩に鎖でつなぐってどういうことでしょう。(服を脱がせたかどうかは、諸説あるが、絵画のほとんどが裸のモチーフを選んでいます)
絶対に、昔々の絵画は、権力者にとってのポルノグラフィ的な位置づけに会ったに違いない・・・と、邪推してしまうような出来栄えです。

アンドロメダ像

ギュスターヴ・ドレ作 『アンドロメダ』(1869年)

エドワード・ポインター作 『アンドロメダー 』

ルーベンス作 『アンドロメダ』

ルーベンス作 『ペルセウスとアンドロメダ』

ウィテウァール作 『ペルセウスとアンドロメダ』

ティツィアーノ作 『ペルセウスとアンドロメダ』

レンブラント作 『アンドロメダ』

ヴェロネーゼ作 『ペルセウスとアンドロメダ』

フレデリック・レイトン作 『ペルセウスとアンドロメダ』
![image[4]](http://blog-imgs-66.fc2.com/m/a/e/maemitearukou/20141025202236f5f.jpg)
ジャン オーギュスト ドミニク・アングル作 『アンジェリカを救うルッジェーロ』
アンドロメダと物語が酷似しています。
