2011
女性のためのSM小説
でも実際は、SMは男性だけのものではありません。現実には男性と同じ数だけ女性もいるのですから。
だとしたら、男性にとってのファンタジーである作品、現実では絶対に成し得ない夢をうつしとった作品があるように、女性にとっても、女性のための夢を描いたSMがあってもいいと思うのです。
先日、風俗博物館に出かけた私は、まさにそんなコンセプトで作られたイシスの裏庭と言う本を手にする事が出来ました。それを読んでいた時に私は、ブログを始めてしばらくした頃に、せっせと、自分の見た夢を元に物語を綴っていた事を思い出したのです。
自分で描いた物語は、自分に都合よく、自分の嫌いな責めとか出てくるはずがありません。それに物語の登場人物は私向きのSMをする都合上、常に恋をしています。恋の対象は人間だったり、行為だったり、過去の思い出だったりはするけれど、要するに理屈の通らない執着です。その思い込みは、正しいとか、間違っているとか、こっちの方が幸せになるのにとかを蹴散らします。
ブログであーでもないこーでもないと理屈をこねていても、物語の「好き」の前にはあえなく打ち倒されます。そして、自分の好みのめでたしめでたしに辿りついてしまします。もしくは、自分の好みの不幸の中に(^▽^;)なにしろ、自分の楽しみのためだけに書いてるからね。
また、夢を見るようにならないかなぁ・・・。それが、今の私の悩みの種。最近、あんまりSMの夢を見ない。そのために今書いてる物語も頓挫しかかっている。SMの神様、どうぞ、私の夢におりてきてくださいませ。なむなむ。できれば、三夜連続続き物の起承転結怒涛のクライマックス付きでお願いします。(^人^ (^人^ ) って、そんな都合よくいかないか・・・。
