2010
アナルセックス・アンケート

「男性はどうして前立腺を持っているのに、アナルセックスって聞いても自分のアナルを使おうとしないんだろう?」
始まりは、友達の、この言葉。男性のお尻は通常のペニスの射精とは全然違う心地よさらしく、「使わないのはもったいない」・・・と、お尻を覚えた男性が話していました。
私がアナルセックスなるものの存在を知ったのはいつだったんでしょう?実は、これが、はっきりしてない・・・。子供の頃に読んだ、少女マンガ辺りから仕入れた知識がスタートだと思います。
現在ではボーイズラブ(BL) ちょっと前までは、やおいとかJUNEとか・・・。そういうジャンルで呼ばれてるマンガや小説。その気のある男性が、まったくその気のなさげなノーマルな男の子を押し倒して、やっちまうと、痛くてぎゃあぎゃあ泣くけど、あっという間に、やった男を好きになってしまうという、ありえないファンタジーのジャンルです(大違)
まあ、つまりは「男性同士」「痛い」ってのがポイントで、私の「アナルセックスの知識」と、言うのは、そんなところからスタートしちゃった訳です。
長じてあちこちからいろんな情報を拾ってくるにつれ、アナルを使うのは男性だけじゃないってのを知っても、何で、ちゃんと専用の場所があるのに、洗ったり、拡張したり、痛かったりしないと楽しめないような場所をわざわざ使うのか、よく分からなかったのが正直なところです。。。
結構「良い」らしいという話しを聞きこんで来るにつれ、そんなに良い裏技なら、男女ともにやってみてもいいんじゃないかと思うのも当然の流れなのであります。で、みなさんがどう考えてるのか聞いてみよう♪と、云う事で今回のアンケートの運びとあいなりました。
回答者数は男性51人女性67人。総計118人のご参加です。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
まず、今回は、男性と女性では、考えが違うんじゃないかって事で、男女に分けさせていただきました。女性が多くてなんか嬉しい♪でも男性の方もしっかりいらっしゃって、それもまた嬉しい♪
バックが薄い青になっている方のグラフが女性です。

女性

女性の方がやってみたけど向いてなかった、やりたくない、興味がないの割合が多いのがポイントですね。そして次の円グラフを見ていただくと分かるのですが男性のやったけど向いてなかった方は女性のアナルを使った方2人に、両方試した方の1人。何事も向き不向きがあるもんで、セックス(いわゆる男女間の挿入付きセックス)は好きじゃないって人もいらっしゃるので当然っちゃ、当然です。
それでも男女ともに、やってる方、やってみたいと思ってる方の数は多いです。やっています。やってみたい。を合算して、肯定的意見として円グラフにしてみました。


見事なまでに否定的回答を上回りました。えっと





やってます。やったけど向いていなかった、やってみたいと思うの三つの三択を合計してみます。


ごめん、悪かった。謝ります。私の思い込み。男性のお尻を使う事を想像できないのは、女性の方だった。女性側の見事なまでに青い円グラフ。
この結果になってしまったのは、最後の質問の結果をご覧いただくと分かる通り、私のブログには、女性のSさんが、めっちゃ少ないせいもあるのですが(^▽^;)そこは、これからの研究課題といたしまして。。。
もうね、集計していて分かったんですけど、うちのブログには、女性には、Mさんで自分のアナル想定が圧倒的に多いのだ。
男性のアナルを使うセックスって、ペニスバンド使うのかなぁ。逝かせるだけなら、バイブでも、何かその他の道具でも、前立腺マッサージでも可能だと思うのですが。やっぱりお尻を使うとね・・・「男性受け、女性責め」イメージなのですよ。私もそう思ってたもん。お尻をペニスやヴァギナと同じように、能動的に楽しめる性器って考えられるようになったの最近なの。。。
男性が自分のアナルをもっと使うようになる日も近いかもw
それとは別に、やったけど向いていなかったのはほとんど女性のお尻が占めてます。
自分のお尻を使わなくちゃいけなければ、向き不向きはありありなのであります。その向いてないの原因はきっと多々あるのでありましょうし、気持ちも重要だし、同じ方がやり方次第でうまく行ったりする事もあるのかもしれませんが・・・やりたい人もいてやりたくない人もいるのが当たり前。この結果にかかわらず、どこを選んでも、お互いに尊重し合いたいものなのであります。
そこで最後の最終問題。これね、ほんとは相手のアナルを使いたいのはSさん、自分のアナルを使ってもらいたいのはMさん的図式の裏をとろうとして、設定したのです。その、思惑はちゃんと本来の役目を果たしてくれて、男性で自分のお尻を使うのはほとんどがMさんだったけど、ちゃんとSさんでも自分のお尻を使える方がいましたし、未来は明るい♪・・・じゃなくて、この設問のおかげで全然想像していなかった結果を知る事が出来たのです。それは・・・


・・それは、サディスト、マゾヒストのようにきっちりと別れている人と同じくらいに、スイッチしたり、曖昧でよく分からない人がたくさんいるって事であります。
人の性癖や嗜好、性格や考えはグラデーション。右側の一番端っこと左側の一番端っこは、全然違う色を示しているのにその色はなだらかに変わっていく色の連なりで、「ここからは青、ここからは赤」ときっちり分けられる訳ではない。青を裏返すと簡単に赤くなり、もう一度、裏返してみてもまた青いとは限らない。
カテゴリ分けと分類が大好きな私でありますが、日々分類しているからこそ、その難しさは骨身に沁みております。本当は、そんなふうに簡単にきっちりと分けることなどできないのは、分かっているのです。それも、また楽しみの一つ・・・と、云う事でお許しください。
こっちの一番端のあなたも、反対の一番端のあなたも、そしてその中間のいろんな場所にいるあなたも、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご感想もぜひ、お寄せください。ありがとうございました。また第三段のチャレンジの際にも、よろしくお願いします。
