2009

07.06

虚ろ


いつも迷う森の中の道
辿って 巡って 転んで 穴に落ちた
森に行く前にちょっとためらった

「まあ、いいや」

考えないで

「まあ、いいや」

一歩を踏み出した

「まあ、いいや」

淋しかったから・・・

時々振り仰ぐ空に
三日月が一緒について来た

計算して
角を曲がる
月が照らす道は 頼りなく暗い

そして 落ちた穴は結構深い




↓クリックするとギャラリーへ




Category: 物語
Trackbacks(0) Comments(0) 
Next |  Back
Comments
コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可
Trackback
この記事のトラックバックURL