2008
姫はじめ
さっきの続きが始まった・・・掌が肌の上を滑って行く。時には円を描き、時にはそっとつまむ。乾いた軽いキスが肌の上を移動して、くぼみへ来るとぺちゃぺちゃと舌が舐め回す。私は、何も言わず、ただ、喘ぎ、身体をくねらせるだけ。
ふと・・・なにか冷たい物が肌に押し付けられた。さっき、使っていた竹の孫の手だ。ひいやりと固いカーブを描いた竹が、触れては離れ、身体の上を滑って行く。そうかと思うと、反対側のひっかくような場所で、かさこそと軽くこそげるようにくすぐられる。ぴくぴくと身体が反応する。そんな、道具で刺激されている恥ずかしさと心地よさが交差する。
油断をしていると身体がくるっとまわる。たたらを踏んで、つま先を踏みしめて、避けようのない刺激が移動していくのをじっと耐える。息が熱く、頬も熱い。肌がじんわりと汗ばんできているのが分かる。
かがんでいた彼が足首をひょいっとつかむと自分の膝の上に乗せた。無防備な丸い膝へむしゃぶりついてくる彼の熱い唇。私は、足が弱いのだ。あ、ちょっと、だめだってば・・・。
手のひらと唇の熱さに比べ、竹のひんやりとした刺激は冷たいから余計に意識せざるを得ない。ぺちゃぺちゃぺちゃと膝頭を舐められて、不安定な姿勢と位置にもがく事も出来なくて快感を押し殺して固まっている身体を、触れるか触れないかの強さでゆっくりと移動するそれ。押し付けては、離れて行く。離れては、押し付けられる。軽くポンピング。それから、また、離れて行く。
どこか、怖い。それでいて期待する。冷たいそれが、怖い。それなのに待っている。しなう竹が・・・。風を切って・・・。心地よい愛撫にとろけきった身体に音を立てる瞬間を・・・。
ビュウウウウウウウウウ・・・・・・バシイイン!!!!・・・と。

姫始めに新しい事をするのが恒例化しています。今年は、この「孫の手」を使いました。お尻に丸いボールが付いていて肩叩きが出来るんだけど、そのボールは外してしまいました。(爆)100円ショップで購入できます。(笑)
結構しないます。さばくのも簡単手頃であります。鋭くて、乾いた音がします。あまり、響かないので助かります。
そして、なによりいいのが「スコン!」と抜けるような痛み。中へ直線的に浸透し、後を引かずに拡散します。だから、「ジ・・・ン」と、撃たれた場所に残る痺れを、簡単に快感に転化できます。(ぇw)
しかも、これで撫でられるのも、くすぐられるのも、結構いい♪
で、いつ、その愛撫が打擲に変わるか予測できないのもいい♪
平らな横腹で打つ時はお尻や太股向きですが、先っちょで「おっぱい」を打ってもなかなかいけます。ぜひ、お試しあれ。w
