2007
お仕置き・37
琴音・2を先に読む
琴音・3を先に読む
★琴音・4★
一回目よりも強く。痛みは鋭く身体の中心へ走り、それでいて、あっという間に指先へ拡散するようにして消えていく。息を吸い込んだ琴音が、一瞬の硬直の後に、吸った息を吐き出すとともにその感覚は身体の隅々まで細波のように、行き渡って甘い余韻を残して消える。
・・・甘い?琴音は、自分の身体の中心へ響くような、その感覚に喘いだ。そして、自分のしている事に、えもいわれぬ羞恥が襲い掛かってくる。決して辛いほどに痛くは無い。むしろ、心地よいとさえ言える軽い痛み。だが、それが、もたらす感覚は、不思議と琴音の官能を揺さぶり起こした。
「あうっ。・・・痛っ。・・・・あ。あぁ・・・・んっ。」
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打擲は、段々と強く、痛みも段々と鋭くなっていく。一回ずつ、琴音が充分その拡がりを味わえるように、次に来る痛みが、耐えられぬものにならぬように。智也は、火照って熱くなってくる頂を撫で擦った。
「あっ。あっ・・・・っつう。う、うん。」
充分に手加減し、叩き方にも工夫を凝らしているとは言っても、初めての琴音の悲鳴には、段々と涙声が混じり始め。熱くなってくる身体もくねくねと、無意識のうちに叩かれる場所をずらそうと蠢き始めていた。
「琴音、パンティを脱がすからね。」
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それは、決まった手順。痛みを和らげるために、温まってくるまでは、布一枚を隔てて。充分準備が整ったら、むき出しの肉を直接に。だが、何も知らぬ琴音は、下着を脱がされると聞かされて驚いた。ただ、ひたすら、顔を伏せて、その時が過ぎ去るのを待っていた琴音は、改めて、智也の膝の上から起き上がろうともがき始めた。
智也は左腕でその身体をなんなく押さえつけながら、琴音の身体が女性らしい、弱々しい抗いを繰り返すのを楽しんだ。
「いや、ね・・・こんな明るい所で。嫌です。智也さん。脱がさないで。」
智也は愛らしい妻女の必死な哀願を充分堪能し、それから、その白い布の縁へそっと指を滑らせた。
「ああっ。」
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人差し指の先で、軽く撫で上げられて、琴音はすくみ上がる。熱く火照って来ている肌の表面だけでなく、身体の芯の奥が、鼓動に合わせて収縮しているような気がする。そして、その焦らすような指の動きは、琴音の中心に灯り始めた火を、段々と熱く大きくしていくのだ。
恥かしくて、逃げ出したくて、それでいて、一気にめちゃめちゃにされたいようなもどかしさを、琴音は智也に悟られまいと必死になって歯を喰いしばった。
どうせ、脱がないといけないなら、一気に引き剥がして欲しいのに。何度も行きつ戻りつする指は、何もかも心得ていて、彼女の恥かしさをギリギリに引き伸ばし続けている。
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それから、智也の指は、ゆっくりとパンティの縁にかかり、レースのゴムを引き伸ばすようにしながら、琴音の肌を剥き出しにしていく。火照った肌に、ひんやりとした空気が当たり、いたたまれなさに、琴音は智也の膝にしがみついていた腕に力を込めた。
その時、屈んだ智也は顔を、お尻の割れ目の始まりへ近づけるとその隙間から、ふっと息を吹き込んだ。
「ひっ・・・・。」
いやあ。そんな・・・どうして。どうして、そんなに恥かしい事するの?なぜ、もったいぶって、じらして、恥かしい思いを煽り立てて・・・。ああ、恥かしいぃ。やめて。許して。
抗いを、口に出す事さえ、一層恥かしく、琴音は、繰り返し心の中で悲鳴を挙げた。どうして?その問いの答えはすでに琴音の胸にきざしていたのだけれど。それでも、その答えをすぐに受け入れる事さえも恥かしく・・・。琴音は、いやいやと首を振り続けるのをやめることが出来なかった。
続く・・・
