2007
ぶくぶく・・・・沈んでます
空気が必要です
死んでしまう前に
ポンプで送ってください
新しい風を
息苦しくて 眠れない夜
少しだけ窓を開けて
街の明かりを数えながら眠った
街は 眠っているようで
時は 止まっているようで
時々不安になって
揺さぶってみたくなる
生きている?
痛みがある?
確かめないでも 大丈夫なのに
感じてる?
愛してる?
遠くの街の 遠くの空で
私が見ていた月を
あなたも見ていたんでしょう?
一人暮らしをしていた頃、ベッドを窓際の大きな窓にぴったりとくっつけて眠っていました。眠れない夜は、必ず細めに窓を開けて。三階の道路に面した窓で、ベランダも無かったので特に無用心とも思ってませんでした。
毎日、明かりを数えながら、だんだんとはっきりとしてくる意識を持て余して、なんでこんなに眠れないのかと一人で怒ったりして(笑)眠るのがものすごく苦手だったんです。明るいと苦も無く眠れるのに、なんで、人間は、夜、眠るんだろう・・・。
一人でいると、必ずあの時の夜に戻っていくのは不思議です。もっと、もっと、辛い夜も過ごしたはずなのに・・・。金木犀の香りがしていて、三日月が出ていました。今でも無意識に聞えないはずのエンジンををふかす音を聞こうとして、耳が痛くなってしまいます。私は、なんでちゃんと学習しないんだろう・・・。そう、思うとすごくおかしかったりして。(苦笑)
帰ってくるのは金曜日。もう、磨く所、無いぞ。
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