2006

08.23

お仕置き・5

「お仕置き」を最初から読む・・・

 大きな手に背中を押さえつけられて動く事が出来ない。彼の膝の上に乗せ上げられると、脚は床につかない。大人の力に逆らう事など不可能だった。抱き上げられ、膝に乗せられスカートをめくり揚げられる。下穿きを下ろされお尻を撫でられる。恥かしさに身じろぎし、膝の上から降りようともがいても、詮無い事。胸を浸すのは暗いあきらめの気持ち。お腹に押し当てられる固いものが、満足するまで、彼の膝から下りることは出来ないのだ。

↓クリックすると動画サンプルページへ
blog_import_50d18d1e4f58e_2014030715023505d.jpg
 

 拡げられた大きな手がお尻に向けて打ち下ろされる。痛い!思わず彼の膝の上で反り返り、腕をつっぱる。お尻には赤い手形がついているに違いない。ひりひりと肌がひりつき、痛みに涙が沸きあがる。彼は、脅えてひくつくそのふくらみを撫で始める。優しい声で、私の身体の罪深さを説く。女でありながら女ではなく、男でありながら男でさえも無い。神の呪いたもうた身体。人の世に存在を許されない身体。その罪深い身体が無意識に働くその罪を、私はこうやって身体でつぐなわないといけない。

↓クリックすると動画サンプルページへ


 乾いた手で何度も何度も撫でられているうちに、身内にもやもやと熱いものがあふれてくる。なんなんだろう。この心地よさは、痛くて、嫌悪に身を震わせているのに、身体は勝手に喜びをむさぼっている。これが、罪深いという事なのかしら。これが、私の身体のせいなのかしら。
 「あふっ。」
 思わず、声が出た途端に、また、掌が打ち付けられた。痛い!快感に蕩け始めていた身体が、また、跳ね上がる。さっきと微妙にずれた位置に新たな赤い掌の痕が浮かび上がってきているに違いない。

↓クリックすると動画サンプルページへ



「私が、あなたのために説いているというのに、なぜあなたはこうして罪を重ねるのでしょうねぇ。本当にいけない娘だ。神に跪き許しを希わねばなりませんよ。」
 低くやわらかな囁き声で、教えを説くその人は、毎日のように私をそうやって抱き上げて膝の上に乗せる。そうやって、繰り返し繰り返し説教をしないと、私の身体は存在するだけで周囲に害悪を垂れ流し続けると彼は言う。その通りかもしれない。いつの頃か忘れてしまったけれど、長い長い時を、そうやって彼にお仕置きされ続けているのに、私の身体は一層罪深く、膝の上に無いときでさえ、そうやってお仕置きを受けることをうっとりと求めずに入られなくなっていた。


お仕置き・6へ
Category: スパンキング(novel )
Trackbacks(0) Comments(3) 
Next |  Back
Comments

コメントありがとう♪

to 工房さん
 歓迎します♪
URLの欄にアドレスを入れて再度コメントください。
どんなサイトなのかな?(((o(^∇^)o))

to ふわくさん
 乗馬鞭は比較的痕が残りやすいですものね。
すごく、痛くて、あまり後にならない鞭
・・・というのもあるそうですから
探してみてはいかがでしょうか。

to 秘密さん・a
 そんな素直な気持ちがありがたいです!
遊んでくれないんじゃと思ってたのは
さやかの方・・・期待にこたえてp(=^‥^=)q がんば!

to ゆうさん
 響きの割には変わっておりません。
これから熟成いたしますです。

さやか#rWDT3LZ2 | URL | [編集]
2006/08/24(木) 08:14:03

No title

スパンキーな新妻~♪
いえ~い♪
これからは、「人妻」ですな!!
淫靡な響きでございまする~

ゆう#0D6FZUm2 | URL | [編集]
2006/08/23(水) 23:52:01

ご褒美?

お仕置きとご褒美って紙一重って言うけど、「気絶するほど打たれたいの」って言われて実感しました。

お互い生活があるので、実現にはタイミングが要る^^;

ふわく#aYHX7wtg | URL | [編集]
2006/08/23(水) 21:37:13

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可
Trackback
この記事のトラックバックURL