2006
スパンキング5・泣いちゃう
「いや。いや。やめて。お願い。脱がさないで。」
いくら言ったって、もうパンティはねじれるような状態で太腿の辺りまで引き下ろされてしまった後。しかも、その薄い布地をちょっと引っ張って彼はくすくす笑ってる。
「あれ?葵、どうしたの?なんだか湿ってるみたいだよ。」
分かってた。もうすっかり濡れて熱くなっている私のあそこに、空気が忍び込む感覚がして自分がどれだぐっしょりなってたか思い知らされる。もう、これ以上無いっていうくらい恥ずかしい思いをしたと思ってたのに、まだそれを上回る恥ずかしさがあるなんて。私は思わず彼の膝にこぶしを打ちつける。
「痛い。葵。痛いよ。やめて欲しいなら正直に言うんだよ。昨日女の子がお尻を叩かれるお仕置きサイト見たでしょう?」
正直に、正直うなずくだけ。ただ、それだけの事なのに。どうしてもそれが出来ない。もう、しっかりと履歴も見られてしまってて、認めなくたってもうみんなばれてしまってるのに・・・。なんだか、それを認めてしまったら、なしくずしに私の恥ずかしい秘密が全部知られてしまうような気がして。私は、また首を横に振るばかり。
彼は、わざとらしく大仰に溜息をついて見せて。
「しかたないね。」
と、むき出しになった私のお尻を撫でてくる。私はその感触に、さっきだってほとんど隠れるところなんて無かったのに、それでもたった一枚の布地がある事で、どれだけ救われていたのか思い知らされていた。
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さあ、相手が本気で叩き始めたら、どれほどひどい目に会わないといけないか。どんなに我慢しようとして必死に堪えても、最後は結局泣かされてしまいます。だって、叩く方もそれが目当てなんですから。





