2006
恥ずかしいの 2
それには、この部屋はうってつけだ。悪鬼看護士は知っていた。どういうわけか、この部屋に入院している残りの五人は悪鬼の趣味を知っていてそれなりに寛容に見逃してくれることがある。もちろん、自分の方に矛先が向いてくるとぴしゃりとはねつけるくせに、他の人間が相手なら、絶対に邪魔しない。邪魔しないどころかいろいろと手伝ってくれたりする。もちろん口もしっかり堅い。
まず、悪鬼看護士は、心愛が必死につぼめているのお尻へ手を掛けるとぎゅっと両側に押し広げた。
「あ、いや。」
心愛が悲鳴をあげて前につんのめりそうになる。
「こら、こら、じっとして、まずアナルの状態を確認せんとな。」
普通の声で言ってから悪鬼看護士は小さい声で付け加えた
「そんなに、きゃあきゃあ騒ぐと、他の人に筒抜けになってしまうわ。」
いや、たとえ声を潜めたって狭い病室。仕切るのはカーテンのみなのだから、気配すら全部筒抜けなのだが、心愛は動揺してるのでそこまでは気がつかない。ビクッとすると、声を上げないように必死に口を閉じようとしている。悪鬼看護士は、両手を尻たぼに掛けたまま、顔をアナルに近づけた。すみれ色の綺麗な整った皺が放射状に並んでいる。
「ふんふん。特に異常は無いようやな。綺麗なお尻の穴や。」
「いやあああ。」
みないで。みないで。心愛は、恥ずかしさで死にそうだった。お尻の穴をまじまじと見られた上に、病室のみんなに報告されているのだから当たり前である。しかもこんな体勢でお尻を広げられてしまえばいくら足に力を入れてつぼめても何もかもが丸見えになってるのは明らかだった。
体が恥ずかしさで震え、四つんばいで支える腕に必死で力を込めているが、前のめりに倒れそうなくらいに力が入らなかった。かわいいなぁ。消え入りたいほど恥ずかしがっている心愛は、抱きしめたいほどかわいい・・・・・と不埒な悪鬼看護士は考えていた。お尻の穴も慎ましく何も知らぬげだし、あそこもぴったりと閉じて清純なたたずまいを見せている。何にも知らない女の子って感じだった。
「痛くないように、すこしほぐそうなぁ。」
普通であれば潤滑油さえ塗ればそのまま浣腸するのに、全く必要が無いにもかかわらず、悪鬼看護士はアヌスに触って楽しむつもりだった。心愛は何もわからないので、ただただひたすら早く終わるのを祈っている。にやっと笑うと彼は、服のポッケから「いけないクリーム」を取り出すと、たっぷりとすくってアナルの周囲に塗りこめた。心愛は歯をくいしばっていたのに冷たい指が触れたとたん
「ひあっ。」
と、叫び声をあげて飛び上がってしまった。
急いで、元の姿勢に戻るが看護士の指は心愛の、恥ずかしいお尻の穴をくりくりと揉み解し続けている。ヒヤッとしたものを塗り込められているのに、あまりの恥ずかしさに身体中が熱くなって汗が吹き出してきた。ああ。お願い。みんなに何されてるか分かりませんように。目をぎゅっとつぶり真っ赤な顔を必死でうつむけて耐えている心愛をよそに、悪鬼看護士は念入り過ぎるほど念入りにマッサージを続けた。だんだんとお尻の穴がふっくらとして来て吸い付くような感じになってくる。つと、人差し指を立てて押すとその指は全く抵抗無くずずずっと中に吸い込まれていった。
「きゃっ。」
四つんばいのままのけぞる心愛。あそこを指で串刺しにされてしまったので、逃げようにも逃げられないのだ。
「ああ。痛いですか。中にもクリームを塗りますから、ちょっと我慢してくださいね。」
ああ。言わないで。赤い顔をふるふると降りながら心愛は歯をくいしばった。看護士は何度もクリームを継ぎ足してはお尻の穴に指を入れて来る。あげくにぐるりと廻すようにして、周囲にも念入りに塗りつけてくる。生まれて初めてお尻の穴に指を、しかも男の指を入れられている心愛は、あまりのことに動転して全く抵抗も出来ない有様だった。悪鬼看護士は隠れようもなく顔を覗かせてくる彼女のピンク色の割れ目の中から、ちょっぴり顔を出している花びらがだんだんとぬれぬれと開いてくるのをにんまりと眺めた。
「さて、いよいよ浣腸ですよ~♪」
いや。逃げ出したい。心愛の体は心の中を現すように正直に前にのめる様になっている。悪鬼看護士はちょっと意地悪な気持ちになって、いまさらながら彼女の太腿に手を掛けた。
「えーと。足をもう少し開いて。」
んんん。心愛はいやいやをしながらちょっとづつひざの位置をずらしていく。自分の意思で男にあそこを見せなければならないのは恥ずかしくてすごくつらかった。周囲の風景がぼやけてきた涙がにじんでくる。
「さあ、入れますよぉ。」
いちいち言わないで。言わないで。お尻の穴に冷たいものが触れたと思ったときにはぷっすりと差し込まれていた。ああああ。やだやだ。くりくりとゆっくりと廻されるとそれは、また引いていく。
「痛いことない?」
「い、痛くないです。」
やだ、速くしてよぅ。もう、逃げられないのなら一刻も早く済ませたい。そんな心愛の気持ちをよそに、悪鬼看護士はまたゆっくりと浣腸器の嘴管を沈めてくる。ピストンがゆっくり通されて冷たい薬液が入ってくる。速く。速くして。薬の入ってくる速度はじれったいほどゆっくりだった。
「んんんんん。」
我慢できないで、声が漏れる。はっとして、必死に歯をくいしばる。
「力を抜いて。お薬が入りません。」
ピストンをゆっくりとしか押さないのだから、薬がゆっくりとしか入らないのは当たり前なのに、まるで心愛のせいであるかのように意地悪に悪鬼はわざわざ声に出して言う。ほかの患者に聞かせるためだ。あとちょっとで終わりという時に、悪鬼はわざとピストンを引いて、一度入った薬液を吸いだした。
「あ、いやあああ。」
異様な感覚に心愛は身もだえした。もう、声なんかにかまってられなかった。一度吸いだされた薬液がまた入ってくる。ああ、いや、速く終わって。あまりにもつらくて恥ずかしくてベッドの上に涙がぽたぽたと落ちた。悪鬼は彼女が泣いてるのを見てますますぞくぞくしてきた。液を入れ終わった器具をそおっと抜くとすばやくピストンを引き空気を入れると、また、お尻に差し入れて今度はあっという間にピストンをぎゅううっと押して全部中に入れてしまった。心愛はなにか異常を感じたのか、無意識に後ろを振り返って見ようとしたが、看護士とばっちり目があってしまったような気がして、またさっともとの姿勢に戻った。
「はい、終わり。」
心愛の気持ちなんかまったくわからないふりをして、悪鬼看護士は能天気なほどの明るい声で、浣腸器を嚢盆の上に載せた。
それから、心愛に手を貸してベッドが降りさせる。心愛は初めての浣腸に動転しているのかすっぽんポンの下半身まで気が回らないのか苦しそうにお腹をかばいながらベッドを降りてくる。
「と、トイレに。」
「だめや。すぐに出しちゃうと、薬が効かないで、薬液だけ出ちゃうから。もうちょっと我慢してなあ。」
そう言いながら、悪鬼看護士はベッドの上に防水性のエネマシーツを拡げ始めた。ちらちらと視線を廻して、かわいい黒い茂みを確認した。心愛は、もうお腹が痛くなってきていて、青い顔をして震えている。下半身を隠すということも忘れてお腹を押さえていた。
「はい。もう一度ベッドにあがって。今度は仰向けに。」
ベッドにあがろうとして、心愛は、自分がすっぽんポンになっていたことに気がついてはっとした。みられた。全部、見られちゃった。わ、私、隠すのも忘れてた。やだ。恥ずかしいとこみんなこの人に見られちゃった。
恥ずかしいの 3へ続く
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SM川柳
