2005
いきたい・・
ぬらぬらとローションで光る手が、僕のペニスをくるみこんで・・・ゆっくりと上下している。ベッドの上下に取り付けられたパイプの拘 束具につながれた僕は、手足を張り拡げられて身体を引き伸ばされているため、抵抗できない。
一定の速さ。一定の速度。一定の強さ。それでも、僕の中の快感が少しづつせりあがってくる。ぶるっと背筋が震える。短くしか息が継げない。はっ、はっ、はっと空気を求めてあえぐ。どうにかして。どうにかして。でも、手の動きは変わらない。ガチャ。思わず腰をひねって腕を引いたので拘 束具が音を立てた。手は、根元まで降りて止まった。・・・あ。意地悪しないで。止めないで。身もだえしたいような焦燥感。ペニスがびくんびくんと跳ねて自らの意思を主張する。また、手がゆっくりと動き始める。また、ゆるい快感がせりあがってくる。じらされてさっきよりも速く。あああ。お願い。もう・・・・。う。う。・・・うん。来る。僕はそれを求めてあえぐ。もう、少しで届ききそうだ。
「いっちゃためだよ。我慢して。」
来ると同時に、手が離れた。ああああ!僕はお腹に力を入れる。必死になってそれを押し留める。ぎゅっと目を閉じて身体全体を丸めるように引き絞る。快感が身体の中心を突き上げてくる。欲しい。でも、許されない。全身に汗がどっと吹き出る。あごを突き上げて身体全体でそれを押し留めた。
空白の一瞬。すぐに手の動きが再開される。さっきと同じように、一定の速さ、一定の速度、一定の強さで。生理的な涙が沸いてくる。じっとしていられないで、腕を引く。足も・・・。拘 束具がガチャガチャと鳴る。辛い。さっきよりも速く、さっきよりも大きい波がせり上がってくる。首を必死に振った。
あ・・・。あ・・・。あ・・・。だめ。だめ。来ちゃう。離して。来ちゃう。一瞬、もうだめかと思うほど、波の上に乗った後も刺激が加えられ続ける。そして、手が離される。ひいッ。喉が鳴ってしまう。空気をもとめてあえぐ。体中の力を其処に込めて押し留める。苦痛に近い快感が身体を走りぬけ、火花が散る。
はっ。大きく息を吸い込む間もなく、また手が絡みついてくる。ああ。僕はのけぞる。もう、だめ。いかせて。お願いだよ。辛い。我慢できないんだ。泣きながら懇願する。許して。許して。いかせて。お願いだから。でも、手は無情に動き続ける。そして、また波が高まってきそうになったとき、細い紐がくるくると巻きつけられてぎゅうっと結ばれてしまった。
え?・・嘘でしょ。そんな。そんな。手がゆっくりと離れて行き、僕はそのまま取り残される。波が寄せあがってくる場所に。ペニスはまだ、びくん、びくんと跳ねている。あああ。僕はまた、首を振る。辛い。なんとか気をそらして自分を取り戻そうとする。でも、だめ。欲しい。透明な滴が盛り上がってきては流れ落ちる。物欲しく腰がもたがりそうになる。意思の力を総動員して、それを抑えようとする。足の指が無意識にくの字に折れ曲がってる。掻痒感がかけめぐり、体中がじっとしていることに抵抗している。
人差し指がじわりと僕のペニスの頭に乗せられる。そして、じれったいほどゆっくりと円を描き始める。やめて。膝を引き付けて腕を引き付けて耐えるしかない。辛くて涙があふれてくる。欲しい。欲しい。あああ!いつまで我慢すればいいの。いつまで耐えればいいの。意志の力を裏切って腰が刺激を求めて持ち上がる。人差し指が、逃げていく。気が狂ったように首を振る。嫌だ。お願いだから。でも、元の姿勢に戻ってじっと動きを止めるまで指は戻ってこない。夜の中・・いつまでも、いつまでも・・僕はのたうち続ける。
↓思いのほかM男性もしくはS女性の方のコメントが多かったので(〃▽〃)
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