2005
妖しい書庫
うーん。「すべてを相手にゆだねる。」って、M心に響きませんか?ただ、この行為って、ほんとうに愛情とその趣味がないと、独占欲の強い夫が妻の浮気を封じる・・・みたいな状態になって、がっくりしちゃいます。
「妖しい書庫」
貞操帯と拘束がメインの小説「あいつ」を、中心に投稿小説で形成されたサイトです。(投稿小説は、拘束のみではありませんが。)小説はテキスト形式で、一つ一つが短くって読みやすくなっています。幼馴染の男の子にひょんなことから、拘束されちゃうことになった「陽子」が、自分がそれが大好きなことに気がついてびっくり!『あいつ』は、非常にライトで、読みやすく、しかも萌えな小説なので、がっくりしないところをぜひ読んでみてくださーい。
首輪の留め金を正面にして、ぐるっとうなじを回し、再び正面で留め金に穴を合わせる。
カチリ、と留め金と穴の縁取り金具の触れ合う音。
壁の姿見で見る。
す…すごいドキドキ。
手を離すとバラリと外れてしまうので、手を添えている。
そ、そうだ。
もう1コマきつくしてみよう。
今嵌ってる穴は端から2個目。
少しぎゅうっと首に食い込ませて、3個目の穴に入れてみる。
あ…あはぁっ。
顔が火照る…
指が震える…
すごい興奮…
なんなの、いったいィ…
手を離しても首輪は落ちない。
両手を後に回してみる。
いやっ!
鏡の中の自分の顔が正視できない。
首輪だけを見る。
首輪からブラの真ん中を縦に割るようにベルトが垂れている。
それは、嵌め込まれる相手を求めてブラブラと揺れている。
背中でも同じベルトがブラブラと揺れている。
首の拘束感が…こんなに…ヘンな気分にさせるなんて・・・
「あいつ」より

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貞操帯の老舗トゥーリーボーイ
←これが、そのトゥーリーボーイの貞操帯です。
このサイトには「あいつ」の更新を楽しみにずいぶん通いましたけど、ほかにも、私が好きなのはNOV.FALLさんの作品「あぶどる温泉」やブラどさんの作品「猫屋敷温泉体験記(マミーダイエット編)」(連載中)です。
キスの雨を降らせ続けていた触手が、一斉に細かく震え、敏感な場所をコリコリと刺激する。
震えながらうねる触手から逃れようと、腰をねじり、胸を揺らす。
不自由な身体で作り出した小さな隙間。
でも・・・やっと作り出した隙間は、息を吐く間も与えてくれずに、たくさんの触手達に埋め尽くされた。
「ふぐぅっ」
触手の海から生えた私の両手が、ビクビクと震えるように、切れるはずの無い鎖を引っ張る。
敏感な場所を責め立てられ、曲げようとした膝がほとんど曲げられないまま引き戻される。
その度に、もがく私を繋ぎ止める鎖がジャラジャラと音を立てた。
もがけばもがくほど、数を増やしていく触手達。
最初1本だった触手が、腰を捻るたびに2本、3本と責め立てる本数を増やしていく。
細かに震えながら、小さな隙間に潜り込もうとする触手。
逃げても逃げても追いかけてくる触手は、既にお尻の肉を割り、お尻の穴の入り口をくすぐり始めていた。
入って来られないように入れた力が、入り口をくすぐる触手に吸い取られるように抜けていく。
お尻に気をとられ、動きの小さくなった私を狙い済ました触手が責め立てる。
ヒダの一枚一枚をほぐす様に愛撫する触手。
複雑な場所の上を迷路をなぞる様に彷徨う触手。
そして、ピュルピュルと愛液を噴出す中心を探し当てた一本が、チュルリと中に滑り込んだ。
「ひあぅぅぅぅ」
自由な空間を見つけ、私の中で暴れまわる触手。
その度にビクビクと痙攣し、腰と背筋が跳ね上がる。
最初の触手に誘われて、2本、3本と身体の中に入ってくる触手。
身体の外だけでなく、中からも愛撫を受け、一番敏感な場所がムクリと大きさを増す。
「ふぁ、ふぁへぇぇ!(だ、だめぇぇ!)」
次に起こることを想像して猿轡の下で大きな悲鳴を上げる。
そして、膨らみ、硬さを増した肉芽が、プルリと触手の海の中に顔を出した。
「ひっ!」 「猫屋敷温泉体験記」より
ね!読んでみたくなったでしょ。全部通して読むともっといいんだから。
では、では、こちらにて拘束小説をお楽しみください。

