2005

11.18

妖しい書庫

 「拘束」という、不思議な分野があります。SMとどう違うのか明確には言えませんが、明らかに似て非なるものです。義理の妹というか、隣の従弟というか・・・・。一言で言うと「パートナーに体のすべてを管理される事」でしょうか。中心になるのは貞操帯や拘束具、首輪等です。自分では、セックスどころか、自慰もできません。究極の関係だと排泄もすべて、相手の管理下に置かれます。
 うーん。「すべてを相手にゆだねる。」って、M心に響きませんか?ただ、この行為って、ほんとうに愛情とその趣味がないと、独占欲の強い夫が妻の浮気を封じる・・・みたいな状態になって、がっくりしちゃいます。

 「妖しい書庫」

 貞操帯と拘束がメインの小説「あいつ」を、中心に投稿小説で形成されたサイトです。(投稿小説は、拘束のみではありませんが。)小説はテキスト形式で、一つ一つが短くって読みやすくなっています。幼馴染の男の子にひょんなことから、拘束されちゃうことになった「陽子」が、自分がそれが大好きなことに気がついてびっくり!『あいつ』は、非常にライトで、読みやすく、しかも萌えな小説なので、がっくりしないところをぜひ読んでみてくださーい。


首輪の留め金を正面にして、ぐるっとうなじを回し、再び正面で留め金に穴を合わせる。
カチリ、と留め金と穴の縁取り金具の触れ合う音。

壁の姿見で見る。
す…すごいドキドキ。
手を離すとバラリと外れてしまうので、手を添えている。

そ、そうだ。
もう1コマきつくしてみよう。
今嵌ってる穴は端から2個目。
少しぎゅうっと首に食い込ませて、3個目の穴に入れてみる。

あ…あはぁっ。
顔が火照る…
指が震える…
すごい興奮…
なんなの、いったいィ…

手を離しても首輪は落ちない。
両手を後に回してみる。

いやっ!

鏡の中の自分の顔が正視できない。
首輪だけを見る。
首輪からブラの真ん中を縦に割るようにベルトが垂れている。
それは、嵌め込まれる相手を求めてブラブラと揺れている。
背中でも同じベルトがブラブラと揺れている。
首の拘束感が…こんなに…ヘンな気分にさせるなんて・・・
                      「あいつ」より



teisoutai2

↓実際に貞操帯を買いたくなったらこちらへ(驚、日本語あり!)
貞操帯の老舗トゥーリーボーイ
←これが、そのトゥーリーボーイの貞操帯です。











 このサイトには「あいつ」の更新を楽しみにずいぶん通いましたけど、ほかにも、私が好きなのはNOV.FALLさんの作品「あぶどる温泉」やブラどさんの作品「猫屋敷温泉体験記(マミーダイエット編)」(連載中)です。


キスの雨を降らせ続けていた触手が、一斉に細かく震え、敏感な場所をコリコリと刺激する。
震えながらうねる触手から逃れようと、腰をねじり、胸を揺らす。
不自由な身体で作り出した小さな隙間。
でも・・・やっと作り出した隙間は、息を吐く間も与えてくれずに、たくさんの触手達に埋め尽くされた。
「ふぐぅっ」
触手の海から生えた私の両手が、ビクビクと震えるように、切れるはずの無い鎖を引っ張る。
敏感な場所を責め立てられ、曲げようとした膝がほとんど曲げられないまま引き戻される。
その度に、もがく私を繋ぎ止める鎖がジャラジャラと音を立てた。

もがけばもがくほど、数を増やしていく触手達。
最初1本だった触手が、腰を捻るたびに2本、3本と責め立てる本数を増やしていく。
細かに震えながら、小さな隙間に潜り込もうとする触手。
逃げても逃げても追いかけてくる触手は、既にお尻の肉を割り、お尻の穴の入り口をくすぐり始めていた。
入って来られないように入れた力が、入り口をくすぐる触手に吸い取られるように抜けていく。
お尻に気をとられ、動きの小さくなった私を狙い済ました触手が責め立てる。
ヒダの一枚一枚をほぐす様に愛撫する触手。
複雑な場所の上を迷路をなぞる様に彷徨う触手。
そして、ピュルピュルと愛液を噴出す中心を探し当てた一本が、チュルリと中に滑り込んだ。

「ひあぅぅぅぅ」

自由な空間を見つけ、私の中で暴れまわる触手。
その度にビクビクと痙攣し、腰と背筋が跳ね上がる。
最初の触手に誘われて、2本、3本と身体の中に入ってくる触手。
身体の外だけでなく、中からも愛撫を受け、一番敏感な場所がムクリと大きさを増す。
「ふぁ、ふぁへぇぇ!(だ、だめぇぇ!)」
次に起こることを想像して猿轡の下で大きな悲鳴を上げる。
そして、膨らみ、硬さを増した肉芽が、プルリと触手の海の中に顔を出した。

「ひっ!」     「猫屋敷温泉体験記」より



 ね!読んでみたくなったでしょ。全部通して読むともっといいんだから。

 では、では、こちらにて拘束小説をお楽しみください。
ayasiisyoko



Category: SMノベルズ
Trackbacks(0) Comments(10) 
Next |  Back
Comments

再び、コメントありがとう♪

toいおりさん
 ご訪問ありがとうございます。楽しくがんばりましょうね。
to貫一さん
 いらっしゃいませ!お宮さんとの熱々ぶり、いつもうらやましく拝見していました。貞操帯は、エントリーのリンク。「貞操帯の老舗トゥーリーボーイ」で、お求めに慣れます。日本語バージョンもあるので読みやすいです。
toビビちゃん
 なぜ付けたい!?貞操帯って、自由にエッチもひとりエッチもできないんですよー。ウーン (Θ_Θ;)でも、確かに、すごーく久しぶりに触ると抜群の感度だけど。

さやか#7F3sjyMk | URL | [編集]
2005/11/18(金) 18:15:33

拘束・・・・・

拘束、大好きです♪
男女の貞操帯、最高ですね♪
あぁ、着けられたい!
ヾ(´▽`;)ゝエヘヘ

バイセクシャル同盟:ビビ#1BbOSW9U | URL | [編集]
2005/11/18(金) 16:54:53

なるほど…

貞操帯かぁ…
どこで売っているのかな?
お宮にも付けたぁ~い!(笑)

貫一#qpJqxyto | URL | [編集]
2005/11/18(金) 14:47:45

すごい^^;;;; はじめまして~~~^^

おじゃまします^^
突然の訪問申し訳ありません。
SMその他マニア系アダルトビデオ特集作ってみました。
トラックバックしてみましたので、見てみてください。
こちらにもドンドンしちゃってください。
ではでは(^0^)/~~see you !

いおり♪#cwsX5CaM | URL | [編集]
2005/11/18(金) 10:22:10

コメントありがとう♪

to 爺
支配したい、支配されたいと思う気持ちの延長線にぴったり重なるんだと思います。
to finさん
 Σ(^∇^;)えええええ~
ホントに使ってる人に、こうしてお目にかかれるとは、感激です!ぜひぜひ、詳しくお聞きしたいものです!
to みほちゃん
σ(^_^;)みほちゃん、私にされちゃったら、エッチができなくなっちゃうでしょうが・・・。
to 更科大先生
(゜ロ゜) ヒョオォォ!更科さんですか?ヾ キャー ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃 キャー。この通いつめた長年の年月の恋が実ったような嬉しさです!
to 心愛さま
ちゃんと、穴があって、そこからできるんです。ぜひ、このサイトへ行って、陽子が、最初はとまどいながら、だんだんと慣れていくところ読んでみてください。すごく、楽しいです。

さやか#B3tDgaEg | URL | [編集]
2005/11/17(木) 23:12:32

いろいろあるんですね

心愛の日記にコメントありがとうございました。
貞操帯っていろいろあるんですね。
勉強になります。
無知なので、ちょっと疑問なんですが、排泄のときはどうするんでしょう?
心愛も悪鬼様にしてみようかな?(笑)

心愛#qJv1r3cg | URL | [編集]
2005/11/17(木) 16:14:56

リンクさせていただきました~

こんにちは~
「妖しい書庫」の更科です。
この度はご紹介いただきまして誠にありがとうございます。
当サイトからもリンクさせていただきましたのでご確認下さい。
それにしても凄く話題が豊富でおどろきました。
良く調べてありますね~(^o^)
今後とも宜しくお願いします~m(_ _)m

更科#FJlxZapg | URL | [編集]
2005/11/17(木) 16:13:19

No title

拘束とかなんてなんか
いいなって思いました。
私は縛られたりするけど
貞操帯は使ったことないです。
どんなのかしてもらおうかな。
さやかさんにされてみたいかもー

みほ#Y/jrQVm. | URL | [編集]
2005/11/17(木) 14:11:18

いいなー、貞操帯

「純潔研究所」4~5年前くらいによく行きました。最近ご無沙汰だけど^^;
使用感は考えものですが、これはほんと管理のツボを押さえまくりの品で、ほほほなお道具ですよねぇ、主に脳が感じます^^
ゴージャスなほうが見栄えがして鑑賞にはよろしいですが、実用性に劣るのが難点ございますです。
えへへ、私はCB3000をちと改造して、たまに使ってますのよん。Mくんにですけどね(^^)

fin#Opt7jIJY | URL | [編集]
2005/11/17(木) 13:53:09

貞操帯

懐かしい言葉だね。昔は何故かよく聞く言葉だったよ、最近は少ないけど。
使い方によっては愛情のあるSMになるし、単なる浮気防止にもなるんだね。

爺#fA6w1jt2 | URL | [編集]
2005/11/17(木) 13:17:37

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可
Trackback
この記事のトラックバックURL