2007

09.27

いつもありがとう♪




 さやかは、人を好きになるのが苦手です。子供の頃から、どこか醒めていて相手からすれば、嫌な性格だったかも・・・。w いつも、周囲と違う所にポイントがあって、周囲と同じように振舞うのは難儀だったりしました。それでも、結構それをつくろうのは上手だったので、周囲の人にはそれなりに大事にしてもらってたと思います。中には、さやかの変わった所をちゃんと見つけて、その変わり者振りを愛してくれる友人もいました。
 楽しい時は、割合テンションの高さで補えるのですが、困るのは、悲しい事があった時・・・。中学の時に担任の教師が自殺してしまうという出来事があったんですが、泣きじゃくるクラスメートの中で、どうしても悲しくなれなくて困惑しました。「ここで、泣かないと目立つだろう。泣かなくっちゃ。泣かなくっちゃ。・・・・。だめだー。ぜんぜん悲しくないぞぉ。」彡(-_-;)彡自分の冷たさに唖然とするとともに、いつもの様につくろって、泣いた振りをするのは、それなりに良くしてくれた、教師に対して冒涜のような気もして、泣きまねもできなかったのを思い出します。
 自分の感情にもどこか疎くて「あ、好きだ」と、分かった時にはすでに大幅に遅く、感情はすでにMAX。これが、一番の山だとしたら、後はもう、落ちていくしかないと思うとすごくショックだったりして。(笑)
 ところが、よくできたもので、好きになるのが苦手の裏返しは、簡単に翻せないって事。ま、どこか不器用なんでしょう。うまくいかなかった三つの恋の後に、ようやくよっつめが成就したその夜に、もうこの後はこの気持ちは目減りしていくしかないんだ・・・って思って泣いた事もあったのに、なんとか上限をキープしたまま、下を深く掘り下げてしまっています。ヾ(@^▽^@)ノ わはは

 最近は、恋以外の「好き」もしっかり確保。そのおかげで、さやかの毎日は、クリアで色が付いている日々を維持できてるの。簡単に好きにならない分、掴んだら離さないぞぉ!!
 それから、このブログ。「楽しい」気持ちが全然目減りしていかないのは、我ながら呆れます。今日で2年目。最初にリンクしてもらったブログ仲間のほとんどのリンクが切れてしまいました。それでも、さやかは、忘れません。みんな元気でいますように・・・。そして、躓いても転んでも、いつまでもネットの中に漂っていられますように・・・・。
 これからも、よろしく♪そしてみんなありがとう。


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    2007

09.23

スパンキング倶楽部


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 買うの恥ずかしいな(#^.^#)…って言ってた「スパンキング倶楽部」
 魁さんが、局留めで送ってくださるっていうので、じっと待っておりました。「もう絶対届いているよね。」と、確信が持てたので、取りに行ってまいりました。
 ネットで散々、アブない画像や動画を追いかけているさやかですが、そのての本を読むのはすごい久しぶり!なんか悪いことしてるような感じがとってもどきどきして、よい感じです♪隠れてこっそり読みました。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

 し・か・も!

 自分の好きなことばっかりの本!これは、感動的でしたね。中身がどうとか言う以前に、「スパンキングばっかりなんだぁ。」と、思うだけでクラ:*:・゚☆ (((@。@))):*:・゚☆ クラ

 一番のお勧めは「私のお尻に躾をください」の投稿動画♪
 やっぱり、本物にはかなわないやぁ~。彼女の気持ちを想像するだけで、((o(б_б;)o))ドキドキ・・・。本気のハンドスパに(〃▽〃)キャー♪乗馬鞭に引きつるお尻にうっとり・・・。
(我ながら、変態振りに呆れ・・・。)

 それからレディスコミック「タブー」に作品を書いている漫画家さん、小林澪子先生の作品が載ってたのも嬉しかったぁ。以前に

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    2007

09.18

お仕置き・40

琴音・1を先に読む
琴音・2を先に読む
琴音・3を先に読む
琴音・4を先に読む
琴音・5を先に読む
琴音・6を先に読む


★琴音・7★ 

 「さぁ、コーナータイムだ。」
智也は、膝の上から琴音を無造作に降ろすと、滑り落ちて来た下半身を隠すためのスカートのジッパーをあけてを引き下ろしてしまった。上半身の服も、あっという間に剥ぎ取られる。身体に力の入らなくなった琴音は智也のするがままに引き回されるしかなかった。全裸のまま、琴音は部屋の隅に追い立てられて、壁の角へ向かって膝を付いて座るように命じられる。
「手は頭の上で組んで。」
 恥かしさと痛みと惨めさにじっと堪えていた琴音だったが、ついに、泣き声を洩らし始めた。だが、智也はそれ以上彼女に触れることなく、後へ下がっていってしまった。

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 壁に向かって頭の後ろで手を組んだ琴音は、膝立ちのまま、時々しゃくりあげながら、必死に壁を見つめ続ける。わずかに残った気力を掻き集めないと、崩れ落ちてしまいそうだった。痛むお尻を晒しながら、同じ姿勢を保ち続けなくてはならず、智也は彼女が泣いているのを知っていて、じっとその様子を見ているだけなのか、声もかけてこなかった。
 コーナータイムが何を意味しているのか分からない琴音は、智也が自分にする残酷な仕打ちに混乱していた。何も考えられず、動く力も無く、ただ、姿勢を崩すまいと壁を見つめ続けているだけ・・・。


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「琴音。」
 ふと、暖かい手が琴音の肩に乗せられた。
「大丈夫かい?」
 背中に着せ掛けられたブラウスの布地がふわりと身体を覆い、それと同時に智也の熱い身体が彼女の身体を支えて立ち上がらせようとした。
 止まっていた時が動き出し、涙が乾いてこわばった頬を大急ぎで拭うと琴音は、何も考えられずに、彼の手を振り払って、逃げ出そうとした。
 今夜の出来事は、知識の無い琴音にとってはショックの連続だったのだ。こんなんだって知らなかった。知らなかった。心の中で一つの言葉を繰り返しながら智也の腕の中から逃れようとする。


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 だが、智也はその身体をしっかりと抱きとめると、ぐいっと囲い込むようにして壁に押し付けた。
「いや!離して。」
 反射的な拒絶の言葉だったけれど、それを口に出した事で、琴音の緊張は解け、智也の腕の中でもがき暴れだした。智也は、彼女の右手首を左手で掴むと、腰の辺りに回した腕に力を込めてを抱きしめる。身体ごと押し付けて。しっかりと逃がさぬように。
 耳の後ろに唇を押し付けた。
「しー。琴音。大丈夫。大丈夫だから。落ち着いて。しー。」
 いつもと変わらない優しいその声音にようやく我に返った琴音は、夫の体にしがみついて泣き伏した。 


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「大丈夫だよ。よく頑張ったね。いい娘だから、落ち着いて。」
 規則的に身体を揺すられて、首筋にキスをされ、耳たぶを優しく噛まれるうちに、泣き声を張り上げていた琴音は、昂ぶりが治まってくるのを感じていた。それと同時に不思議な心地よさが胸に溢れてくる。何か、優しいものに包まれ、すべてを許されたような穏やかな気持ち。
 思いっきり泣いて。思いっきりしがみついて。何もかも自分の中の気持ちを相手にぶつけても構わないと許されたような。安心できる気持ち。
「智也さん。」
 ぎゅっと抱きしめられる。そして、初めて相手の身体中心がひどく昂ぶって熱く堅くなっていて、それが、自分の素肌に押し付けられている事に気が付いた。


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「琴音。琴音。」
 智也が囁く。
「僕のものだ。僕のものだろう?」
 吐息が耳に吹きかけられ、唇がうなじを這い回る。息が出来ないほど智也の腕がきつく身体を締め上げてくる。
「いかないで。逃げないで。僕から離れないで。」
 うわごとのように繰り返される睦言に、我に帰った琴音は、おずおずと相手の背に自分の手を回した。思いっきり腰を引き寄せられ、乱暴にキスを奪われる。
 私はこの人が好き・・・・。この人の傍にずっといるために、私が自分で選んだんだもの。たどたどしくキスを返しながら、琴音は波立つ気持ちを押し殺そうとした。


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 まだ、始まったばかり。琴音はまだ、何も知らない。
 一度目の試練を乗り越えた琴音は、爪先だって最愛の相手にキスを返す。自分が知らない、河野の家の奇習が顎を開けて自分を飲み込もうとしているのも知らずに・・・・。


琴音・第一部終了



続く・・・
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    2007

09.15

スパンキング倶楽部


9月15日発売 ♪
 



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Category: おしらせ・他
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    2007

09.11

お仕置き・39

琴音・1を先に読む
琴音・2を先に読む
琴音・3を先に読む
琴音・4を先に読む
琴音・5を先に読む

★琴音・6★

 むしろ、全部脱がされてしまった方が、ずっとずっと楽だったに違いない。膝の間にピンと伸びきった白い下着。智也が下着を降ろすと同時にわざと腿の間にすばやく自分の膝を割り入れたために、閉じられなくなってしまった足の中途に止まっている下着。今の今まで自分の恥かしい場所にぴったりと張り付いていた布地が琴音の汗を吸い込んで湿ったままに裏返ってその存在を主張している。クロッチの部分が汚れているのではないかと思うと、生きた心地がしない琴音だった。
 だからと言って自分から何かをする訳にもいかず恥かしさに身をすくめるだけ・・・。ひんやりとした空気が熱のこもった素肌に感じられ、何もかもがあからさまに晒されている事を思い知らされる。


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「初めてだから・・・。」
 智也の掌はわざとらしくそのお尻のふくらみから足の間を行ったり来たりする。触れるか触れないかのギリギリのところを優しく撫で回されて、総毛だつような不思議なその感覚に琴音は身をすくませた。
「30回。」
 回数が琴音の頭に沁みこんで、何を言われたのか理解する間、智也は黙って待っていた。
「その代わり、同じ間隔だから、決して楽じゃ無いからね。」
 間隔?まだ、なにも知らない琴音にとっては、智也の指摘したその意味する所をうかがい知る術は無かった。ただ、黙って震え、膝にしがみつくばかり・・・。


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 ばちん!
「きゃあ!」
「一回。」
 掌がお尻に打ちつけられた。琴音は驚いて悲鳴をあげた。智也の掌は思っていたよりも大きく、拡げられた掌の形が琴音の薄くピンク色に染まっていた肌にみるみるうちにその赤い痕を表してくる。お尻全体にじんわりと拡がるその痛みに琴音は、ますます膝にかじりつくしかなかった。
 その痛みの余韻が消えていく前に、次の一打が振り下ろされる。
 バシッ!
「二回。」
 痛ったぁ・・・・。琴音は、涙眼になりながらもその痛みに必死で耐えようとしていた。
 さっきまでの恥かしさはどこかに消え、智也の態度も淫らがましい雰囲気を一掃させていた。回数を数える静かな声が、お仕置きの厳しさを琴音の胸に刻み込むように響き渡る。


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 一定の間隔で揺るぎ無く、琴音のお尻に掌が振り下ろされる。歯を喰いしばり、身体に力をこめ、智也の膝にしがみついていた琴音が、遂に耐え切れなくなって悲鳴をあげた。
 ばしいぃいっ!
「ひいっ!」
「13回。」
 痛みに身体が仰け反る。髪を振り乱し、琴音は顔を打ち振った。始めは拡散して消えていった痛みが、消えずに肉の中から皮膚を押し上げてくるようにじんじんと主張している。そこをまた、重ねて叩かれるのだから、一層、痛みは耐えがたく強くなる。
バシイイイッ!
「いやぁ!」
「17回。」
 琴音が、耐え切れずに脚をばたつかせ始めたのを見て取ると、智也は琴音の腿を開かせるのをやめて、その足でばたつく彼女の両脚を抱え込んだ。しっかりと膝の上に抱えなおす。


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 痛ったあい!痛い。痛い。痛い。痛い。助けて。痛い。こんなに痛いなんて聞いてない。聞いてないよ。涙が溢れ、悲鳴が湿ってくる。それと同時に肉を打つ音も、琴音の身体が苦痛に脂汗を流してらてらと光り始めるとともに湿ってきていた。
 琴音は思わず、腕をつっぱって、智也の腕から逃れようとした。
「琴音。さっきの覚悟は、どうしたの。」
 ああ、だって、こんなに痛いなんて知らなかったんだもの。そうよ。ひどい。こんなに酷く打つなんて酷い。一言も口に出せないままに、琴音は胸の中で繰り返し呟いた。腫れ上がったお尻が一回り膨らんで、掌が喰い込んで来るような気がした。
バシシィイイイインン!!
「ひぃあ・・・・・っつ。あ、嫌。もう、許して。」
「黙って、じっとして無いと、御仕置きがもっと酷くなっちゃうぞ。」


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 ああああ・・・そんなの嘘でしょ。絶対に嫌。嫌です。もう、許して、許して。
バシイッツイイン!!!
「ひいああああああ・・・・。許して。」
「25回。」
 最後の5回が特に辛かった。最初の一打目から、変わらぬ強さで打ち付けられるその掌からの打擲は、琴音にとっては、初めてその身に記されるお仕置き。なんとしても、回数だけは守らないと、と思う気持ちと、痛みに耐えかねて、とにかく何でもいいから逃れたいと思う気持ちが、彼女の中で荒れ狂い、汗びっしょりにりなった彼女は、もう、悲鳴を押し殺す事もできなかった。
「30回。」
 ああ・・・ようやく・・・・。痛みは、まだジンジンと身体の中を苛んでいるけれど、とにかく一回は終わった。一回目の務めを無事に果たしたのだ。
そっと、お尻を撫で上げるとひりひりと沁みて、火照って熱いお尻はいつもよりも倍はふくれ上がってると感じられた。


続く・・・
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    2007

09.07

脳年齢

 夏休みに、彼が衝動買いしたらしくって、いつの間にか我が家にある任天堂DS・Lite脳トレ付き・・・。どうやら、会社で秘書嬢が似たようなゲームをやってるらしくって、数学の問題とかあれこれ質問されて、頭の回転が鈍ってると思ったらしい。

 何気にハマっちゃってます。(汗)ほんとは、脳トレの方を真面目にやらないといけないんだろうけど、リラックスするための落ち物ゲームの方に。(笑)そういえば、テトリスもラストの花火をするためにやりこんだし、いただきストリートも全部クリアするまでゲーム機に張り付いていたなぁ・・・。コントローラーじゃないので、ペンの当たり具合で考えていた動きにならないときがあって(-"-)ってなったりしてます。w

 脳トレの方は数字系は、断然彼の独壇場です。漢字系はさやかの方が得意かなぁ?
 夜更かしをして、寝る前に必ずこのリラックスのためお落ち物ゲームをします。そして、うまくいかないとε=(=`・´=) プンスカプン! ってなって何度かやり直す。これ、ほんとにリラックスになってるの?むしろ、ストレスになってるんじゃ。(⌒▽⌒) ケラケラ

 え?脳年齢?もちろん、しっかり若返ってますって♪



動画




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    2007

09.07

お仕置き・38

琴音・1を先に読む
琴音・2を先に読む
琴音・3を先に読む
琴音・4を先に読む


★琴音・5★

 背筋に沿って滑らせた親指がパンティのゴムにかかるとぐいっと引き降ろされる。すっかり剥き出しになった尻を夫に見られている。新婚旅行のホテルでは、一緒に風呂には行った事さえあるのに、見られることが、こんなに恥かしいなんて思わなかった。なぜ、彼の膝の上にいるのかも忘れて、背を仰け反らせ押さえつけられている腕から逃れようともがく。すると、智也は下着を引き降ろしていた手を外して彼女の身体を改めてしっかりと膝の上に乗せあげた。


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「琴音。どうして逆らうの。」
 え?静かな声で問いかけられてみれば、智也の言う通りなのだった。いくら、変わった習慣だとは言っても、承知の上で嫁いで来たのだ。
 身体を堅くして、床を見つめたまま琴音は身動きが出来なくなった。その琴音の緊張している尻の上に、智也は黙ったまま、揃えた指先で丸い円を描いき続けた。
「ごめんなさい。」
 たどたどしく謝る琴音の身体に智也がふっと笑った感触が伝わってきた。
「分ったようだね。」
 掌が、ぎゅっと琴音の若々しい肉をつかみしめた。


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「反省できたのなら、自分でお願いしなさい。」
 琴音の身体がびくりと動く。なにを?なにをお願いしなさいって言うの?琴音は、自分に要求されている事を理解して呆然とした。智也は、今、琴音が逆らって抵抗していた以前にされていた行為を、お願いするように命じているのだった。やさしい両親に大事にされ、現代の体罰禁止の学校の中で優等生として育ってきた琴音にとって、そもそも叱られるという経験が無かった。こうして、夫に折檻される身になってみれば、身体だけでなく心も理不尽な仕打ちに抵抗しようとしている。
 琴音は、その自分の気持ちを必死に捻じ伏せた。
「パ、パンティを脱がして・・・。」


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「脱がして?」
 追い討ちをかけるように、智也の問いが続く。琴音は、目の前の床が涙でぼやけてくるのを感じた。唇を噛んで、我が身を叱咤する。
「脱がして、お尻をたたいでください。」
「どうして?」
 どうしてって・・・。なんと、答えればいいのだろう。そもそもの始まりは、夫の楽しみのためで、何の理由も無かったのではなかったのか。でも、よく考えてみれば、先ほどからの振る舞いですでに立派な理由が出来てしまっていたのだ。琴音は、大きく息を付くと、一気に言葉を搾り出した。
「おとなしく、いい子にしてないで、逆らったから。」


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「よし、よく言えたね。」
 智也の両手がパンティのゴムを掴むとゆっくりと引き下ろし始めた。琴音は両手で顔を覆い、泣き声をあげまいと必死に堪えた。琴音が逆らわなくなったので、智也は両手を使って、少しずつ少しずつ下着を引き降ろしていく。あっという間に辿り着く筈の距離を、引き伸ばすようにゆっくりと・・・。
 琴音は耐え切れずに、引きつった喘ぎを洩らした。
白い布は彼女の膝の辺りまで降ろされて、そこで、彼女の脚に絡み付いたまま止まった。

続く




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    2007

09.06

スパンキング倶楽部


9月15日発売です



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買うの・・・ちょっち恥かし
(〃∇〃) てれっ☆



「おしおき倶楽部をリニューアルして新しい季刊誌を出すので、そこに海外のスパンキングサイトの紹介を書いてみませんか?」
 「BDSM-TOKYO」
の魁さんからお話しをいただいたのは、今年の4月だったでしょうか。
 ネットを徘徊し始めた頃から「魁の陋屋」にせっせと通っていたさやかは、ブログに魁さんからコメントをいただいた時には、嬉しかったなぁ。例えて言うならば、有名人にサインをもらったような気分。(笑)魁さまとか、書いちゃって「それは、やめてください。」とか、たしなめられたりして。(⌒▽⌒) ケラケラ
 「せっかくの機会だから、一生懸命やってみよう。」そう思ったんです。だって、このブログのおかげで、さやかはたくさんの幸せをもらいました。そして、その結果にやってきたチャンスですもんね♪
 製作は、三和出版さんをメインにキューティースパンキー代表ムーアさんと魁さんで勧められました。ちょっち、書かせていただいたさやかも、出来上がるの待っていたんですよー。どんな雑誌になってるのかすごく楽しみ♪(いや、でも、一冊の雑誌を作るのって思っていたよりもずーっと大変なんですね。)
 でも、そのおかげで、「BDSM-TOKYO」の画像の転載の許可を戴いたんです。これはすごーくありがたかった。キャッ(^^*))((*^^) キャッ

 ・・・・しかし、これ、どこで買えばいいんだぁ?それだけが、悩みのタネだったりして。


Category: 読書が好き
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    2007

09.02

お仕置き・37

琴音・1を先に読む
琴音・2を先に読む
琴音・3を先に読む

★琴音・4★

 一回目よりも強く。痛みは鋭く身体の中心へ走り、それでいて、あっという間に指先へ拡散するようにして消えていく。息を吸い込んだ琴音が、一瞬の硬直の後に、吸った息を吐き出すとともにその感覚は身体の隅々まで細波のように、行き渡って甘い余韻を残して消える。
 ・・・甘い?琴音は、自分の身体の中心へ響くような、その感覚に喘いだ。そして、自分のしている事に、えもいわれぬ羞恥が襲い掛かってくる。決して辛いほどに痛くは無い。むしろ、心地よいとさえ言える軽い痛み。だが、それが、もたらす感覚は、不思議と琴音の官能を揺さぶり起こした。
「あうっ。・・・痛っ。・・・・あ。あぁ・・・・んっ。」


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 打擲は、段々と強く、痛みも段々と鋭くなっていく。一回ずつ、琴音が充分その拡がりを味わえるように、次に来る痛みが、耐えられぬものにならぬように。智也は、火照って熱くなってくる頂を撫で擦った。
「あっ。あっ・・・・っつう。う、うん。」
 充分に手加減し、叩き方にも工夫を凝らしているとは言っても、初めての琴音の悲鳴には、段々と涙声が混じり始め。熱くなってくる身体もくねくねと、無意識のうちに叩かれる場所をずらそうと蠢き始めていた。
「琴音、パンティを脱がすからね。」


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 それは、決まった手順。痛みを和らげるために、温まってくるまでは、布一枚を隔てて。充分準備が整ったら、むき出しの肉を直接に。だが、何も知らぬ琴音は、下着を脱がされると聞かされて驚いた。ただ、ひたすら、顔を伏せて、その時が過ぎ去るのを待っていた琴音は、改めて、智也の膝の上から起き上がろうともがき始めた。
 智也は左腕でその身体をなんなく押さえつけながら、琴音の身体が女性らしい、弱々しい抗いを繰り返すのを楽しんだ。
「いや、ね・・・こんな明るい所で。嫌です。智也さん。脱がさないで。」
 智也は愛らしい妻女の必死な哀願を充分堪能し、それから、その白い布の縁へそっと指を滑らせた。
「ああっ。」


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 人差し指の先で、軽く撫で上げられて、琴音はすくみ上がる。熱く火照って来ている肌の表面だけでなく、身体の芯の奥が、鼓動に合わせて収縮しているような気がする。そして、その焦らすような指の動きは、琴音の中心に灯り始めた火を、段々と熱く大きくしていくのだ。
 恥かしくて、逃げ出したくて、それでいて、一気にめちゃめちゃにされたいようなもどかしさを、琴音は智也に悟られまいと必死になって歯を喰いしばった。
 どうせ、脱がないといけないなら、一気に引き剥がして欲しいのに。何度も行きつ戻りつする指は、何もかも心得ていて、彼女の恥かしさをギリギリに引き伸ばし続けている。


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 それから、智也の指は、ゆっくりとパンティの縁にかかり、レースのゴムを引き伸ばすようにしながら、琴音の肌を剥き出しにしていく。火照った肌に、ひんやりとした空気が当たり、いたたまれなさに、琴音は智也の膝にしがみついていた腕に力を込めた。
 その時、屈んだ智也は顔を、お尻の割れ目の始まりへ近づけるとその隙間から、ふっと息を吹き込んだ。
「ひっ・・・・。」
 いやあ。そんな・・・どうして。どうして、そんなに恥かしい事するの?なぜ、もったいぶって、じらして、恥かしい思いを煽り立てて・・・。ああ、恥かしいぃ。やめて。許して。
 抗いを、口に出す事さえ、一層恥かしく、琴音は、繰り返し心の中で悲鳴を挙げた。どうして?その問いの答えはすでに琴音の胸にきざしていたのだけれど。それでも、その答えをすぐに受け入れる事さえも恥かしく・・・。琴音は、いやいやと首を振り続けるのをやめることが出来なかった。


続く・・・
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