2007
お仕置き・36
琴音・2を先に読む
★琴音・3★
智也の手が、琴音の腰周りを覆っていたスカートをあっさりとめくり挙げた。くつろいでいる時間だったので、ストッキングもつけていなかった琴音は、無防備に一枚きりの白く薄いローンの生地にちんまりと覆われたお尻を、灯の下で智也の目の前に突き上げている形になった。
恥かしさといたたまれなさで、頬が熱くなり、途切れがちに震える息が、息苦しさのために速まってくる。琴音は、智也に、下着を見られてると思うだけで、身動きも出来ず、息をするのもはばかられるような想いだった。
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彼の手が、一番膨らんでいる頂に乗せられた。琴音は、痛みを覚悟してぎゅっと目を瞑り、堅くなる。だが、それは、すぐには来なかった。智也は下着の上をただ、ゆるゆると擦っている。
「ねぇ、琴音。君には想像もつかないだろう?僕がどれほど君のお尻を叩く日を待ち焦がれていたか。知っていて、尚、君が、僕の所に嫁いで来てくれた事がどれほど嬉しかったか。」
それから、智也は指先を軽く押し付けては離し、彼女のお尻のあちこちにくぼみを付けては、しわのよった下着が、元に戻る様をじっと見つめ続けた。
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「智也さんっ・・・恥かしい・・・。」
「琴音・・・・。」
昂りを抑えかねたのか、智也は拡げた掌に力を込めて、琴音の尻のふくらみを掴んだ。指先が強く肉に喰い込む。
「あ、あん・・・っ。痛い・・・・。」
「かわいいよ。なんて、可愛らしく啼くんだろう。でも、心配しなくても大丈夫だよ。最初から酷くしたりしないから。琴音が、お仕置きを楽しめるように、少しずつ・・・・ね。」
掌を緩めると、智也は、また、優しくそのふくらみを撫で続けた。痛みが薄らぎ、緊張がほどけてきて、琴音の強張った身体が、くたりと智也の膝の上に体重を預けてきた。
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琴音には見えない場所で、にんまりと、智也は頬を緩めると、ゆっくりと腕を振りかぶって、軽く振りぬくようにして彼女の尻たぼをひっぱたいた。
ぱっしいぃぃぃぃ・・・・。
軽い音がして、琴音の身体が驚きに大きく弾む。ほとんど痛みもなく、ただ、打たれた場所が、烙印を押されたように熱い。琴音は、自分の中をその衝撃が走る抜けるのを、息を詰めて感じ続けた。
子宮に向けて、電気が走るような。不思議な感覚。その痺れが、身体中にこだまを呼びながら、消えていく様を驚きを持ってみつめる。
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琴音が、最初の一打を充分に味わったのを確認してから、智也は再び彼女のお尻をそっと撫で回してやった。痛みや、惧れを憶えさせる事は簡単で、いつでもできる。最初は、急いではいけない事を智也は、自分の身体で知っていた。河野の家に産まれて、幼い頃から見聞し、あるいは、自分の身体で覚えこまされた不思議な奇習。
時代が移り変わって、家長制度が無くなった今、この奇習の功徳を、自分自身で味わうためには、彼女に官能の喜びを教え込むしかないと、無意識のうちに知っていた。
次の一打を繰り出す前に、智也は深く息を吸う。じっと、彼の手が、肉の上を彷徨う感覚を味わっていた琴音が、何がおきるのか察して同じ様にひゅっと息を吸い込むのが分った。
続く・・・
