2006

02.23

恥ずかしいの 6

 いよいよ今日が最終回です。皆さん、感想聞かせてください。お願いします。
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 手術そのものも恥ずかしかったけれど、時間的にはあっという間だった。一番時間がかかったのは消毒だったが、手馴れた看護婦の手でてきぱきと機械的に進められ、まるで自分が物になったような気分でいるうちにどんどんと進んでいった。局所麻酔だったので針が入ってくるのが怖くてその時だけは心愛も震えた。痛い!飛び上がるほど痛かったけど、恥ずかしいのに比べれば何ほどでもない。麻酔が効いてくるのまで同じ姿勢で待つのも、すっぽりと身体全体にシーツを被せてもらえたので耐えられた。麻痺した身体に医者が何をしたのかもはっきりわからなかった。すぐにガーゼが当てられ絆創膏で止められた。終ったんだ。嬉しい。もう、これで終わり。後は検査の結果を待って退院すれば終わり。安心感から心愛は眠くなってきた。昨日、不安から一晩中眠れなかったのだ。ベッドには歩いて戻った。麻酔のせいで歩き方はぎこちなかったけれどみんなに拍手と良かったねという笑顔で迎えられた心愛は、心底安心してベッドにぱふんと乗るとぐっすりと眠った。

 心愛の安心感は、夜中に悪鬼に揺すられて目が覚めたことで終わりになった。
「はいい?何でしょうか。」
 眠くてぼんやりした頭で、何が起きているのか分からない。
「心愛さん。導尿やから、起きて。」
「導尿?」
 わからなかった言葉がだんだんと形を成して心愛の胸に染み込んできた。
「どうにょうおおおおおおぉ!?」
「しっ!」
 悪鬼看護士は慌ててしまい、思わず心愛の口をふさいだが、すでに遅く、部屋中の人間が目を覚ましてしまい。もぞもぞと布団から顔を上げた。心愛はくちをぱくぱくさせながら、悪鬼の腕の中で手をバタバタさせている。頭の中を「導尿」という言葉だけがグルグルぐるぐると回っている。悪鬼看護士は心愛の口をふさいでいた手をゆっくり離して立ち上がった。すでに部屋の全員が興味津々の様子でこっちを伺っている。正直、今回は誰も起こすつもりが無かった悪鬼は、内心ではちょっと残念に思いながらもカーテンを閉めた。心愛はすでにベッドの上で後ずさっている。
「導尿なんて、ひ、必要ありません!あ、あたし。平気ですから。」
 悪鬼は、ため息をつくと、おもむろに手を伸ばして心愛の下腹を押さえた。
「あん!」
「苦しくない?」
 涙目の心愛は、激しくうなずく。気が付くとしたお腹はパンパンになっていた。
「じ、自分でトイレに行ってきます。歩けるんですから。」
「わかった。じゃ、ここで待ってるから。」
 あんなにいじわるだった悪鬼看護士のあっさりとした許しに心愛は目をぱちくりさせたが、気持ちを変えられたら大変と大急ぎでカーデガンを羽織って、スリッパをパタパタ言わせて出て行った。

 はあああ。悪鬼は思わず大きなため息をついた。やりすぎたかなぁ。最初の浣腸の時あんまり可愛くって、ついつい、いじめすぎたような気がする。
 おまけに、内診でどうやらひどい目にあったようだ。患者をいじめるのは自分一人の特権と思っていた悪鬼は、若い医者の集団ゆえの無節操さに腹立たしく思っていた。可愛い心愛が大好きになってきていたので嫉妬を感じているのに、義憤に駆られているのだと思い込んでいる。自分はそれを上回る事をやっているという「自覚」も、まったくなかった。それどころか、自分は身体を張って心愛のことを可愛がっていると思い込んでいた。心愛が自分がかけてやってる念入りな愛情と医者のからかいを同一視してるかと思うとますます腹立たしい。
 随分長い時間が経っても心愛は戻ってこない。しかし、心愛がトイレで出ないおしっこに必死になってるだろうことを知っていた悪鬼は、ベッドの横の椅子に座ったままじっと待っている。やがて、しょんぼりした様子で心愛は戻ってきた。
「出た?」
 困ったような、泣きそうな様子で首を振る。
「分かったやろ。導尿しようね。」
「導尿なんて、いや。」
「うん。でも、おしっこ出してやらないと、膀胱が破裂しちゃうよ・・・。」
 心愛は、手放しでぽろぽろと泣いた。安心しきっていたところを不意打ちにされて、しかも、本当にどうしようもないことが分かったから、妙に素直に泣けてきて止まらなかった。悪鬼看護士は、そっと手を伸ばして心愛を自分の胸に抱きしめた。背中をさすってやって、身体を揺すってやって、髪をすいてやって・・・・ついにがまんできず髪に唇を押し付けた。心愛は一瞬ビクッと身体を固くしたが、段々と心が解けるように身体もやわらかくなってきた。
「ね。いいやろ。痛みと麻酔で麻痺してるんや。だからうまく出ないんや。」
 心愛は、こっくりうなずいた。

 また、エネマシーツの登場である。心愛は、今日は前合わせの病衣を着ているので、T字体を緩めるだけだ。いつもの姿勢でベッドに横に寝て閉じた足を開いていく。ゆっくりと足を開きながら、心愛は今までとはまったく違う羞恥に襲われていた。どこか甘い、嬉しい恥ずかしさ。そして自分がそんな気持ちでいることに、さらに恥ずかしさを感じる。

 悪鬼看護士は自分の手や指を念入りに消毒する。それから開かれた心愛の足の間へベッドサイドの明かりを向ける。
「は、恥ずかしい。」
 思わず両手で顔を覆う心愛。
「ごめん。よく見えないと危ぶないんや・・・・。」
 膝を両手で押してしっかりと開かせる。消毒綿で性器の周りから念入りに拭く。何度も消毒綿を変えて最後はクリトリスの周囲も念入りに拭いた。尿道口が見えるようにしっかりと陰唇を拡げる。心愛が息を呑むのがわかった。
あ、あ、見られてる。そんなとこ見られちゃってる。身体全体から力が抜け落ちていくような恥ずかしさ。やがて、尿道口にカテーテルが差し入れられた。
「いた。」
 小さい傷しかないとはいえ、その辺りは全体的にはれぼったくなっていて、カテーテルが入ってくると痛みがあった。
「ちゃんと、たっぷりグリセリンつけてあるから、そんなに痛くないと思うんやけど・・・。」
 んんんんん。いやいやと心愛が手で覆ったままの首を左右に振る。少しづつカテーテルを送り込む。4センチぐらい入ったところで何かに突き当たる。少し力を込めるとぶつっと膀胱へ抜けた手ごたえがあって間の反対側に付いたバルーンが膨らみ始めた。
「ああ。」
 早く。早く終って。早く。感覚が無くて限界まで溜まっていた尿はなかなか終わりにならない。心愛は羞恥にくねくねと身体を揺すった。こんなの・・・いや、.恥ずかしすぎる。でも、それと一緒になんだか胸に甘酸っぱいような喜びが込み上げてくる。いや。こんな。こんな。私、どうしちゃったの?

 やがて悪鬼がクリップでカテーテルを挟むと
「終わったから、抜くよ。」
と、囁いた。心愛は声も無くただうなずく。ずずずずっつっと管が抜けていく不気味な感覚。あっ。あっ。と、甘く喘ぐ心愛。管が完全に抜けると、悪鬼は改めて新しい消毒綿で尿道口の周囲を念入りに消毒した。心愛は思わず腰をもたげて、その手に自分を押し付けてしまった。あ、やだ!あたし・・・・恥ずかしい。なんてことしちゃったの。と、思わず悪鬼を見た瞬間。

 ・・・・心愛は硬直した。

 自分の開いた股の間にかがみこんでいる悪鬼の頭の後ろにカーテンを開いてにっこりと覗き込んでいる同室の入院患者の五つの頭を見つけて。

「いやああああああああ!!!!」

 心愛は思わず病院中に響き渡る大声で叫んでしまっていた。




「でも、悪鬼さん。退院したらデートする約束したんでしょ?」
心愛が退院した後のベッドをいそいそと片付けているのを見て、さやかはやっかみ半分で訊いてみた。悪鬼看護士は真っ白い歯をにかっとみせてブイサインした。



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SM川柳

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    2006

02.22

恥ずかしいの 5

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 「剃毛する?剃毛するって・・・?」
 またしても悪鬼看護士だった。刷毛と鋏とかみそりとタオルと洗面器を載せたお盆を持って病室に現れた。
「手術ですから・・・消毒する前に毛を剃るんですよ。」
 うそお!新たな追いうちに次ぐ追いうち・・・。この人に剃毛される?足を拡げて、恥ずかしいところの毛を剃られる?いや。いや。耐えられない。
「お願いです。女の看護婦さんに。」
「えー。何で、そないな悲しいこというんや。大丈夫。心配しなくても、傷ひとつつけたりしないから。」
 違う。違う。そんなこと。そんなこと。首を振って必死に目で訴えるが周囲の好奇の視線が集中するだけだった。悪鬼は手早くカーテンを閉めてしまうと、ベッドの上にエネマシーツを拡げる。
「はい、脱いでえ。」
 思わず心愛は両手で悪鬼看護士の口を覆っていた。きっとみんな聞き耳を立ててる。ああ、いや。死んじゃいたい。
「大丈夫や。恥ずかしいことなんか無い。病人やからしかたないやろ。」
 心愛は、泣きそうな顔で悪鬼の顔を見つめた。やさしそうな微笑。サングラスをかけてるので目は見えないけど、真面目な顔でじっと待っている。廊下でにやにやと心愛をあざ笑った研修医達とは違う。違っていて欲しい。違うと思いたい。きっと違うはずだ。心愛は自分にそう言い聞かせてパジャマを脱ぎ始めた。
 反対に悪鬼の方は躍り上がるほど嬉しかった。この間浣腸をした時の心愛の初々しい羞恥の様子が忘れられなかった。もう一度恥ずかしいことしてやりたい。そう、ずっと願っていたのだ。こんなチャンスがめぐってきて、ラッキーさに歌いだしたいほど嬉しい。心愛はベッドに上がると、どうしたらいいのかわからないようすだった。

「仰向けで、こっちにお尻を向けて。両膝は抱えて。」
 ええっ。そんな恥ずかしい格好しなくちゃいけないの?それも、自分で・・・。心愛は次々と襲い掛かって繰る逃れられない羞恥にただただひたすら耐えるしかない。言われた格好になろうと、のろのろと横向きで指し示された位置に付き、そこから仰向けになる。目をぎゅっと瞑って膝を抱える。ああ。恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしくないなんて嘘。何べん見られても恥ずかしい。
「大きく足を開いてえ。」
 両膝に悪鬼看護士の手がかかる。いやいや。思わず首を振ってみせるが足は逆らわずに悪鬼看護士の手が拡げるままに開き始めた。慎ましく閉じられた彼女の性器が現れる。ごくり。悪鬼は唾を飲み込んだ。きれいや。何べん見ても可愛い。始めるべき作業を忘れて、悪鬼は心愛の膝に両手をかけたまま、その足の間を凝視した。はあっ・・・と、ため息をつく。こんな可愛い心愛のあそこをあのスケベな医者どもに見られたのかと思うと、はらわたが煮えくり返る悪鬼であった。自分がスケベな看護士だということはすっかりと棚に上げている。いつまでも眺めていたい気分を無理矢理ねじ伏せて、まず鋏を取り上げる。

 長い毛は切ってから剃った方が剃りやすい。冷たい鋏がそこに触れてきて心愛は思わずすくみあがった。ジョコジョコと音を立てて飾り毛に鋏が入れられる。ああ。心愛の瞑った目から涙が溢れ出た。思春期から今まで彼女のそこを覆っていた飾り毛が失われていく。また生えてくるんだから、とは解っていても辛かった。ある程度の毛が鋏で刈り取られると、今度は床屋さんのカップに泡立てられた石鹸が刷毛で塗りつけられた。
 ひやう!心愛は仰天した。くすぐったいような、じれったいような、気持ちのよさが体を貫いたのだ。医者にエコーを掛けられたときとは比べ物にならない快感だった。恥ずかしさとない交ぜになって、心愛は思わず喘いだ。悪鬼看護士も心愛が反応したのがわかって思わずうなずいていた。うん。うん。よっしゃ。がんばるでぇ。刷毛を振り動かし石鹸を塗りたくる。一振り一振りが心愛にとっては、甘い拷問だった。嫌。嫌。うそっ。思わず悶えそうになって必死にこらえる。足を抱えている手に力がこもり、膝から下が勝手に跳ねた。悪鬼はお尻のほうへ刷毛をさまよわせる。
「う、う、ううっ。」
 赤い顔を捻って心愛は呻く。思わずお尻を揺さぶらずにはいられないほどの甘い疼きが拡がっていく。ああ!どうしよう。こんなのって!心愛は心底うろたえた。刷毛はわざと意地悪く花びらの上を行ったり来たりして心愛の感覚を追い上げてくる。そしてクリトリスの上でちょんちょんと跳ねてみせた。
「あっ!いや!」
 はっとして、くちびるを噛み締める。今のは聞こえちゃったわ。みんな聞いてるのに。がまん。がまんしなくっちゃ。悪鬼看護士が刷毛をかみそりに代えてのしかかってくる。
「じっとしてや。傷つけたらかなわんからな。」
 じょりじょりとかみそりが敏感な部分を滑っていく。ああ。これで私、毛が無い身体になっちゃうんだわ。まるで・・・「M女」みたい。
 変な事を考えたのは心愛の失敗だった。とたんにじわっと花びらの合わせ目が熱くなり蜜が溢れてくるのがわかって、心愛は再度仰天した。え?い、いや。・・・そんな!性器は隠しようも無く悪鬼に向かって開かれている。いや。いや。見ないで。見ないで。

 悪鬼看護士は真面目な顔でかみそりを使っている。段々と下のほうへ降りてくると複雑に隆起した合わせ目を傷を付けないように左手で引っ張ったり押さえたりしながらかみそりをすすめる。足の付け根の辺りから中心に向かってすべるように動くかみそりの刃は心愛の感じやすいむき出しの神経の上をなぞりまわした。

 あまりにもやさしい手の動きだった。心愛は目をぎゅっと瞑って息を押し殺そうとする。でも、ダメだった。思わずため息が洩れるほどの心地よさ。花びらをめくり返された瞬間稲妻が貫くような喜びが溢れた。そのとたん盛り上がった蜜もつっつっと流れる。
「おやあ?」
 い、嫌ああ。言わないで。それだけは、それだけは、言わないで。心愛は目を開けて、祈るような思いで悪鬼を見る。悪鬼は察したのか、うんうんとうなずきながら、さっきよりも尚、念入りにかみそりを使った。心愛の息は弾んでくる。あああ。どうしよう。どうしよう。かみそりはお尻の辺りを滑っている。念入りにしわを伸ばしながら丁寧に中心に向かって剃っていく。
「お尻の穴の周りにも毛が生えてるんや。ここは念入りに剃らなな。」
 そんな!嫌。言わないで。聞かれちゃう。恥ずかしいぃ。ようやくかみそりがお尻の周りを剃りあげた。心愛はほっとして足を降ろそうとした。
「あ、まだ、ダメや。剃り残しが無いよう完璧に綺麗にせな。」
 え?心愛が悪鬼看護士の方を見ると悪鬼は何の邪気も無い様子でにこにこしている。そして再び刷毛のカップを取り上げる。そ、そんな。ひどい。もう、じゅうぶんです。心愛は、声に出すことが出来ず、いやいやと首を振るが、悪鬼看護士は泡をたっぷりと塗りつけ始める。顔を寄せて
「感じてきて、二回目はちょっと辛いかも知れんけど、大事な事だから我慢してな。」
と、囁いてきた。言葉だけは優しいが、とんでもないことを要求している。「大事な事」なんて大嘘だった。しかし、心愛にはわかりようも無く真面目そうに告げる看護士の言葉に反論のしようも無い。それでも、思わず泣きそうな顔を激しく左右に振る。だが、そんな様も悪鬼看護士にとっては、たまらない表情だった。

 今度は、剃るのが目的ではないので、感じやすい部分をわざと念入りに刷毛でこすりあげた。
「あ。あふぅ。んんんん。」
 心愛は真っ赤になった顔を振りたくる。感じちゃう。刷毛の微妙な動き。何もかも知り尽くしてわざとそうしている悪鬼の手管に心愛はあっという間に巻き込まれた。
「はっ。はっ。はっ。はっ。はっ。」
 熱い吐息が弾んでくる。こらえきれない気持ちのよさが湧き上がってくる。あ、ダメ。もうだめ。お願い。ダメ。だめええ。遅く、ゆっくりと撫で回しては、スピードを上げてしゃかしゃかと掻き回す。心愛はくちびるを噛んで、顎を突き上げた。ううん。いいぃ。

 ・・・次は剃刀だった。もう、毛は残っていないから、悪鬼はつるつるとした肌の上の泡をわざとそっとこそぎ取りながら指で念入りにあちこちを愛撫した。それに、剃刀の肌を滑っていく感触は、どんな愛撫よりも女をとろとろにする効果がある。その上。悪鬼は心愛が油断している隙にクリトリスの上に親指を乗せ、剃刀を動かすために皮をひっぱる振りをしながら、何度もこすりあげた。
「う、うん。」
 心地よさに真っ赤になった顔を無意識に振っている心愛。恥ずかしさが手伝って、強烈な刺激が突き上げてくる。あああ、ダメ。感じちゃう。知られちゃう。悪鬼に何もかもわかって弄られているのに気が付かず、喜びを感じてしまう自分を後ろめたく思いながら必死にそれを押し隠そうとこらえる心愛。ふるふると震えるまつげも赤く染まった頬もうっすらと開いた唇もあまりにも愛らしかった。悪鬼は病室の真ん中だというのも忘れて血が逆流するような思いだった。ここでいかせられたら・・・・。いや、それはあまりにも不自然かもしれん。今はうっとりとなすがままにしている心愛も冷静になれば不審に思う。もう一回次の機会があるはずや。そこまで彼女の担当から外れたくない。ここは、こらえなあかん。悪鬼看護士は名残惜しい気持ちを押し隠して剃刀を納めた。蒸しタオルでそっと拭ってやる。

 つるつると一本の毛も無く、磨き抜かれたようなかわいらしい性器が顔を出した。

 うおっ!悪鬼は思わずむしゃぶりつきたい衝動を覚えた。き、きれいやあああ。・・・・もう、もう、これは俺のもんや。だれにもわたさんぞおおおお!!!
「お、終わりですか?」
 真っ赤な顔をした心愛が訊いて来るのに、ただコクコクとうなずく悪鬼看護士であった。

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    2006

02.21

恥ずかしいの 4

 前半三話で力を使い果たしたさやか・・・。しかし、これ以上引っ張れないので、後半にチャレンジします!悪鬼看護士の魔の手を心愛ちゃんは振り切れるのか!乞うご期待。ジャンジャン♪あ、文中の手術云々はまったくのこじ付けで事実に基く展開ではありませんので、こんなことがあるとは信じないようにしてください。σ(^_^;)アセアセ...

恥ずかしいの 1から読む

 「心愛さんの気持ちはわかるけど、ご希望には添えないのよ。」
婦長さんは困ったような顔をした。
「若いお嬢さんだから男の看護師さんは嫌かもしれないけど、それを言われると女の看護婦さんは嫌とか、男の先生は嫌って言うのも認めないといけなくなってしまうの。長いこと女性だけの職場だったから、嫌がる方も多いんですけど、それでは看護士のお仕事が成り立たなくなってしまうの。ご理解いただきたいんだけど。」
 勇気を振り絞って訴えたのに、あっさりと却下してしまって心愛はがっかりした。婦長の方は、悪鬼が、職域を逸脱して不埒な真似をしているとはまったく知らず、心愛のほうは、悪鬼のしたことが普通の医療行為と思っているために、あまりにも恥ずかしいという心愛の訴えは微妙に印象が食い違って理解されない。しおしおとうなだれて病室に帰ってくると、病室のみんなもけろりとした顔で心愛を迎えた。
「だめだったでしょ。」
「さやかさん・・・」
「心愛ちゃんの気持ちはわかるけど、みんな同じ事されてもがまんしてるのよ。病院ってそういうところなの。」
 心愛は、恥ずかしくて言葉も無く、うなずいてるみほちゃんや他の患者さんの手前、あまり詳細な事も言えずがっかりしてベッドへもぐりこんだ。

 でも・・・あと少し。あと少しで退院なんだもの。後ちょっとがまんすればいいんだわ。

 そう思う心愛の見通しは少し甘かった。

 最後のMRIの結果を担当の先生に聞きに言った心愛は嬉しい報告を聞くことが出来た。入院の原因になった病気は確実によくなってきていて検査結果も良かったのだ。
「先生、いつ退院できますか?」
「あー、えーとね。心愛さん。元の病気の方は今すぐにでも退院できるんですが・・・ちょっと、困ったことがみつかってねぇ。ここなんだけど・・・」
 新たに身体の輪切りの写真が、示される。
「どうも、このあたりにちょっとしこりがあるみたいなんですよ。せっかく入院しているのですから、きちんと調べた方がいいと思うんですね。皮膚のわりあい浅いところですし、内蔵ではありませんなから、悪いものでも簡単に切除できるし、細胞をとって調べるのも簡単ですからね。」
心愛は、目の前に示されたMRIを見つめたが、いったいどの部分なのか身体の輪切りということしか分からない。でも、強く断ることもしにくく、心配な気持ちもあって、まだ退院できないのかとがっかりしながらもうなずくしかなかった。

「では、ちょっと触診しますので、こちらへ・・。」
 看護婦さんに案内されて開けたドアの向こうにあったのは産婦人科の内診台だった。
「下着を取ってここに上がってね。」
 看護婦さんは、なんでもないことのように言ってカーテンの向こうへ消えた。心愛は、突然のように振ってわいた災難に、泣きたい様な気持ちになった。妊娠でもないのに内診台に乗るなんて、全く心の準備が無かった心愛は、おろおろと立ち竦むばかり。しかし、いつまでもこうしていられないのだ。心愛は唇をかみ締め恥ずかしいのを必死でこらえてパジャマのズボンと下着を脱ぎ始めた。
 せめて、ネグリジェだったら良かったのに。パジャマの上下だから下着を取るためにパジャマを脱ぐと下半身は裸になってしまう。心愛は真っ赤になって恥ずかしい場所を手のひらで覆うようにしながら内診台の上に上がった。
「はい、両足をここに乗せてね。」
 あああ。いや。足を乗せる場所を示された。もちろん女性器を見るための内診台なのだから両足を開くしかないのだ。だけど、未婚の心愛にとってあまりにもむごい姿勢だった。心愛は胸に押し寄せる羞恥を必死に押しやって足を開いた。
「お尻をもっと前にやってね。」
 お尻の下にひかれた紙の位置を調整しながら、看護婦が腰をもっと前に出すように調整させる。足はぱっくりと開きむき出しの身体がカーテンの向こうに差し出された。どうぞ、全部見てくださいといわんばかりの姿勢だ。さっきの先生が入ってきて心愛の身体に触れてきた。足の付け根の大陰唇の周囲を探ってくる。
 ああ、嫌あ。恥ずかしさに火のように火照る顔を捻って必死に耐える。それでも、病室で浣腸された事に比べればなんでもない。そうでしょ。そのはずよ。心愛。心愛は自分自身に向かって必死にそう言い聞かせていた。
 
 その時、何人もの人間がカーテンの向こうへどやどやと入ってくる気配がして心愛ははっと身体を起こそうとした。しかし医者がお腹の上に手を乗せているので、起き上がることは出来ない。
「あ、動かないで心愛さん。大丈夫よ、研修医の皆さんだから。」
「え?」
 心愛は、仰天して足を閉じようとした。しかし足乗せ台に乗っている足は閉じられるものではない。研修医の皆さん?皆さん?複数の人間の気配がしている。このカーテンの向こうに医者と看護婦以外の人間が何人もひしめき合っている気配。
「え・・・クランケは大陰唇にしこりのある若い女性です。外部なので特に問題は無いとは思いますが、念のために内診します。」
 医者の冷静な説明の後に心愛の性器を洗うためにちょろちょろと水流がかかった。
「ひっ!」
 その冷たい感覚に心愛はすくみあがった。段々と事態が心愛にも飲み込めてくる。研修医の研修台にされているのだ。洗われたあそこからたれている滴を看護婦が拭った。かああああっと恥ずかしさが押し寄せてきた。一番隠しておきたい部分を大きく開いているところを若い医者達に見られている。その視線が突き刺さるようだった。思わず足を閉じようとして膝頭がぶるぶると震える。
「大丈夫ですよ。心愛さん。固くならないで。」

 医者のゴム手袋をした手が触れてくる。花びらを開かれた。みなが覗き込むような気配。突き刺さる視線。心愛はあまりの羞恥にうめいた。冷たいものが押し当てられ押し込まれてくる。鈍い痛み。心愛は思わずずり上がろうとする。
「あ、動かないで、大丈夫。子宮を見るだけですから・・・。」
「いや。いや。」
 心愛は首を左右に振った。だが、医者は容赦なく冷たい金属を差し入れて、彼女の身体を押し開いていく。見られる。性器だけじゃなくて中まで。そんな。ひどい。嫌。恥ずかしい。心愛の心の叫びもむなしくすっかりクスコが押し入れられゆっくりと開かれていく。そして若い男達は順番に彼女の体の中を覗いた。次々と場所を入れ替わる気配がして、何が起きているのか心愛にもわかった。心愛は自由になる手で顔を覆う。いや。みないで。いや。いや。
「綺麗ですね。僕は始めて見ました。」
 若い男の無邪気な感想が、心愛の心を貫いた。恥ずかしい。恥ずかしい。
「可愛そうに。恥ずかしがってる。膝が震えてます。それに足の指がくの字に・・・。」
 いやあああ。言わないで。そんなこと。言わないで。
「いけませんよ。先生、患者さんに負担になることはおっしゃらないでください。」
 看護婦の厳しい叱咤の声も、心愛の羞恥を刺激するばかりだった。医者の手が中を探ってくる。腹を押される。痛みに心愛は呻いた。やがてクスコが抜かれた。また水流がかかって性器を洗われる。ちょろちょろとかかる水はまるで狙ったように心愛の一番敏感な部分に当たる。
「エコーでしこりを写してみるので。君、ゼリーを塗布して。」
「はい、先生。」
 何か冷たくぬるぬるするものが男の手で塗り拡げられる。
あああ。嫌。嫌。触らないで。そして何かの機械が足の間に押し付けられゆっくりと動いていく。
「ここです。分かりますか?」
 機械は、何度も繰り返し心愛の性器の上を滑る。ゼリーの助けを借りて滑らかな動きをする機械は心愛の敏感なところを何度も行ったりきたりする。かすかな快感が芽生え。段々と拡がるのに心愛は仰天した。嘘。嘘よ。こんな、こんなことで感じちゃうなんて。あるわけないわ。

 まだ、終わりではなかった。
「じゃあ、順番に触診して、右側の大陰唇にあずき粒大のしこりです。」
ゼリーを拭われ、再度水で洗われた。
「ああ。いやぁ・・・・。」
 医者の手が無遠慮に彼女の性器を探る。思わず心愛は叫んでいた。しかも、一人ではなかった。順番に入れ替わる。
「早く終って。お願い。神様。」
 一人の男が心愛の大陰唇を探る。しこりが見つけられないのか念入りにいじりまわす。その次の男も。その次の男も。覆いかぶさるようにして医者からの視線をさえぎり、クリトリスに触れてくるものさえいる。心愛はビクッと震るえ、悶える。だが、そんな事を声に出して言うことはできなかった。一人、二人、三人、四人、結局五人の人間が彼女の身体に触れた。医者も入れると6人もの人数の男達が彼女の性器を覗き込んでいるのだ。

 あああああ。嫌。もうやめて。許して。

 つと、その手がさも偶然を装って彼女が先日悪鬼に弄りまわされたお尻の穴に触れてきた。心愛は息を呑む。ひどい。こんなのって。ひどい。ひどい。涙が盛り上がる。嗚咽がこぼれそうになって歯を喰いしばった。泣いているということを知られることさえ屈辱だった。必死に声をこらえる。
「では、みんな確認できたかな。じゃあ、後で・・・。」
 男達が出て行く音がして看護婦がもう一度彼女の性器を洗い、お尻の下に敷いてあった紙でやさしく滴を拭った。
「さあ、いいですよ。台から降りても。」
 心愛は、震える身体を叱咤して台からずるずると滑り降りた。今、自分の身に起きたことが信じられなかった。悪夢のようだった。嘘よ。こんなこと。悪い夢よ。急いでショーツを履き、ズボンを履いて服を調える。忘れるのよ。心愛、こんなこと、なんでもない。なんでもないわ。自分に言い聞かせていないと泣き出してしまいそうだった。

 ドアを開けて廊下に出る・・・・と、そこに若い五人の男性がファイルを胸に抱えて立っていた。全員が一斉に振り向く。心愛は、突き上げてくる羞恥にめまいがした。今、性器を見られた研修医たちだった。相手はもちろんドアから出てくるのだ誰だかわかってて、待っていたのだろう。にやにやと心愛の顔を見つめてくる。心愛は真っ赤になった顔を伏せて、病室に向かって一散に走った。

 あまりにも表面に近く、しかも小さいしこりだったのでおそらくは良性のものであろうと判断した医者は、簡単に切除手術を決めた。
「5ミリほど切ればいいだけだし、縫わなくても大丈夫です。接着剤で張り合わせます。細胞診のようなものです。採取したものを検査に廻して良性のものであると確認されれば、すぐに退院できますよ。」
心愛はうなずくしかなかった。なんでもいい。早く終らせたい。それが心愛の願いだった。

恥ずかしいの 5へ続く

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    2006

02.11

女王様。あなたは何パーセント?

 女王様。あなたは、何パーセント?

「女王様度チェック!

「磯野貴理子タイプ女王様度80%」
正義感が強く、弱者の味方のようなところがある姉御タイプ。規律を乱すような人には厳しい面があるが、意外と自分のことには無頓着。そんな自分勝手さも愛嬌の良さでカバーされているので、周囲は苦笑しつつも許してくれているようです。
■恋愛処方箋■
愛嬌の良さが最大の武器のあなたは、習い事や仕事に目標を定めてみて! 努力している姿と持ち前の愛嬌の良さが相まって「ひた向きさ」が強調され、そんな姿に胸をキュンとさせる異性も多いはず。カップルの人は、彼があなたの姿に共感してくれ、応援してくれそう。そんなときは「ありがとう」の気持ちの忘れずに。

 二三回試すと、設問が違うので100パーセントで和田アキ子になったり、50パーセントで神田うのになるときもあるんですが・・・。


Category: いろいろ占い
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    2006

02.06

恥ずかしいの 3

 出来るだけ足を拡げないようにして、できるだけあそこが見えないようにして、心愛は再びベッドの上に上がった。
「お腹、マッサージしますからねえ。足をまっすぐのばして、手はゆるく両脇に置いてえ。」
ひ、ひどい!そんなことしたら三角のあそこが見えちゃう。やだ。
「し、下のほうに何か掛けてください。」
心愛は涙目になりながらも、勇気を振り絞って頼んだ。
「はい。はい。大丈夫や。うんうん。」
ニコニコと明るくうなずく悪鬼看護師の様子からは、みじんもやましそうなところが無かった。そのあまりにまあっさりとした態度に、恥ずかしがっている自分の方がどうかしているような気がする。これは、あくまでも医療行為なんだから。そうよ。お医者さんに、聴診器を当てられたのと同じなのよ。心愛は、自分に一生懸命言い聞かせながら仰向けになろうとする。しかし、すでに薬液がじわじわと聞いてきているのか、体をまっすぐしようとするとお腹がねじれるように痛い。
「痛い。まっすぐなんて、とっても、無理です。・・・そ、それに、マッサージなんて・・・・」
しなくても、もう、もれちゃいそう。言葉にできない心愛は心の中で必死で訴えながらもじっと唇をかんでうつむくしかなかった。
「ええとお。だいたい10分くらい我慢して貰わないと。それに、薬液を全体にしみわたらせないと、また、もう一度なんて事になっちゃうと嫌やろ。痛いならちょっとこう斜めに向いててや。」
そう言いながら心愛のお腹へ手を伸ばしてくる。何も付けていない体を触られる事が信じられない。さっきまで心愛は、普通にベッドに横になって早く退院できないかなぁなんてのんきに考えていたのに・・・・・今の自分の状況を考えるとその場に穴を掘って消えてしまいたかった。よく知らない男にすっぽんぽんの下半身を晒して、お尻に指をつっこまれたあげくにあそこもあそこもあそこもぜーんぶ見られちゃったのだ。しかも、浣腸までされてしまった。それも、他の入院患者の居る部屋の中で。そして今、その男はごく当たり前のような顔で彼女の体に触れてくるのだった。心愛のお腹の中はきゅるきゅるぐるぐると、音を立てて、うねり始めている。必死になってお尻の穴をつぼめているが、今にも出てしまうのではないかと思うほど強く突き上げてくるものがあった。
「いや。いや。触らないで。・・・・」
出ちゃう。出ちゃう。やだ。痛い・・・体がだんだん丸まってくる。こんなんで10分も、我慢しないといけないの?本当は医療行為では5分程度、それも最近の風潮では、だんだんと短くなってきているのだが、そんなことは悪鬼はおくびにも出さない。なぜなら、悪鬼は一生懸命我慢している女の子を見るのが大好きなのだ。恥ずかしさも忘れてしまうくらい便意が突き上げてきて、必死で我慢する心愛の体にはうっすらと冷や汗が浮かび始めていた。便意が強くなってきているのだ。そんな心愛のお腹をゆっくりと押すように撫でる。もちろんそんな必要はまったくないのだが、ぎゅっと目をつぶって押されるたびに顔をゆがめている心愛を見ていると、もっともっと困らせたくなってしまう。
「はーい、じゃあ、ちょっと。体の状態を確認しますねえ。」
え?っと思う間もなかった。心愛のパジャマの合わせ目を悪鬼看護士が引っ張るとホックは無情にもぱちんぱちんぱちんと、はじけて心愛の体はむき出しになってしまったのだ。な、なんで?と、目を丸くしているうちに、悪鬼は、くるりとみかんをむくようにパジャマの前あわせを拡げて引き降ろしてしまった。白くふっくらした胸も、丸みを帯びた優しい肩もすっかりむき出しになっている。心愛は慌てて胸を隠そうとしたが、半分中途半端に脱げかかっているパジャマのせいで腕が上がらない。
「え、え?あ、いやっ!」
パニックになる心愛をよそに、悪鬼は冷静な顔で胸に手を伸ばしてきた。
「うーん。鳥肌が立ってきてますね。お尻、辛いですか。」
じんわりと胸の丸みをなぞりながら顔を覗きこむ。心愛は恥ずかしくて真っ赤になった顔を必死にそらした。いや。触らないで。
「乳首もぽっちりと立ってますよ。」
悪鬼看護士はにんまりしながら、そそけだっている乳首をつまんでみせる。
「くっ。くっ。」
心愛はいやいやと首を左右に振るが、お腹が切迫しているせいではかばかしい抵抗も出来ない。悪鬼看護士はパジャマの前あわせをうまく引っ張って、心愛が逃れられないように押さえつけてしまった。苦しさに鳥肌が立ってあえいでいる胸から下腹へと続くなだらかな曲線が時折引きつるかのように上下している様が、悪鬼の嗜虐感を刺激する。もじもじとじっとしていられず揺すられるお尻も、そして苦しみを表現するかのように擦りあわされる内腿と膝もドキドキするような眺めだった。
「後5分やからな。もう少し、我慢してや。」
つ、つらい。恥ずかしさも吹き飛ばすような高まりがきた。あ、やあ。で、でちゃう。もう、だめ。もう、だめ。心愛は、はっはっと口をあけて短い息をつないでいる。身体中が脂汗でべっとりとしてきた。両手をきつく握りしめて、打ち上げられた魚のようにくねるばかりだ。
「も、もう、だめです。トイレに行かせてください。」
ぎゅっとつぶっていた目を開けた心愛はすがるようなまなざしで訴えてくる。
「え、困ったなあ。もうちょっと、がまんできない?」
必死に左右に首を振る心愛。だが、じゃ・・・と悪鬼看護士がおまるの蓋を取ったのを見て、愕然とした。

 おまるは最初からそこにあった。浣腸器の乗った嚢盆と、ともに・・・・。だが、経験の無い心愛は今までそれが何を意味しているのか分かっていなかった。おまる。それは、ベッドの脇で悪鬼看護士に見られながらしゃがんで排便するということだった。しかも、ベッドの周囲のカーテンは床まで届いていない。顔は隠されていても、肝心のおまるにしゃがむお尻は丸見えになってしまう。音も臭いも全部隠しようが無かった。
「いやああああああ。」
心愛は、激しく首を振った。
「いや。いや。絶対嫌です。おまるでなんて。嫌です!」
「え?いや、困ったなあ。出してもらった便を確認しないといけないんや。トイレだと、ほら、オレ男だから・・・他の患者さんにも迷惑だし。」
「いや。いや。いや。そんなこと。そんなこと。出来ません。トイレに行かして・・・・あう。」
その時、再び激しい便意が突き上げてきて、心愛はお腹を押さえて丸くなった。もう、声も出せなくて震えながらじっとこらえている。うう。可愛い。辛そうにに眉を寄せて赤い顔をゆがめて、はあはあとあえいでいる彼女はなんて可愛いんだろう。悪鬼看護士は思わず抱きしめたくなるところを理性を総動員してこらえた。
その時、カーテンの隙間から白い手がにゅっと入ってきて、同じ部屋の入院患者のさやかが、顔を覗かせた。
「悪鬼看護士さん。私がトイレに付いて行って他の患者さんに入らないようにお願いしてあげるから、心愛ちゃんをトイレに連れて行ってあげて。」
うーん、これが限界かなぁ・・・。にやっと笑ったさやかがウィンクをするのを見て、悪鬼看護士もこれが潮時だと思った。あんまり無理強いして、医局に苦情とか言われても困るのはこっちだった。
「じゃあ、トイレに行こうかあ。立てる?」
心愛は必死に起き上がろうとする、右側をさやかが左側を悪鬼看護士が支えるようにして心愛をベッドから助け起こした。幸いトイレはドアを出てすぐの場所だった。心愛は二人にしがみつくようにして、両膝をぴっちりと閉じてヨチヨチと進み何とかトイレまで辿り着いた。もう、限界だった。便座に座ってドアが閉まるのを待つ間もじっと便座に座ってられない。痛みが走る。
「あ、あっちへ行って。」
「え?何?聞こえないよ。」
悪鬼看護士がドアを開けようとする。看護士としては当然の心配だという堂々たる態度だったが、心愛は殺されるような悲鳴を上げた。
「開けないでえ!」
必死で叫びながら、くねくねと身体を捻り最後の関を越えまいとこらえる。ああ。ダメ。もう、ダメ。出ちゃう。出ちゃう。脂汗がぽたぽたと顎の先から落ちる。心愛にはどうしようもなく、最後の決壊が破れた。ビュウ、ウ、キュルキュル。心愛の神経を逆なでするような音を立てて噴出が始まった。
「心愛ちゃん。大丈夫。」
「あ。」
ドアの・・・・外に・・・・。ふたりとも・・・。いる。音が・・・。嫌!

心愛はお尻を引き締めて噴出を止めようとした。しかし、もう、止まるものではなかった。恥ずかしさと惨めさで号泣しながら、ただただ終わるのを待つしかないのだ。一週間もしてないのだから、随分な量だった。しかも、後から後から、絶え間なく続く恥ずかしい噴出音。それが、悪鬼看護士が最後に入れた空気のせいだと気がつくはずも無い心愛は、もう、恥ずかしさに身も世も無いように身もだえしながら泣いた。しかもお腹の痛みが繰り返し波のように押し寄せ便座の上にじっと座ってもいられない。
「あ・・・あ。くっ。う・・・うっ。うっ。」

 本当に長い時間を掛けて、心愛はお腹の中のものを絞りつくした。最後はぽたぽたといつまでも続く滴。そして、出すものがなくなった後も繰り返し襲ってくる便意。ようやくそれが終わったとき心愛はわが身を見てそそけだった。パジャマの前は開いたまま。下半身はすっぽんぽんのままだった。こんな格好で病室からトイレまで移動してしまったのだ。廊下には歩いている人もいた。

・・・全部、見られた。

「心愛さーん。大丈夫ですかあ?ちょっと開けますよお。」
え?そ、そんな。だが、ドアは無情にもガチャっと開けられてしまった。
「え、ちょっとお尻拭く前に便を見せてや。」
固まっている心愛に悪鬼看護士は、ごく当然のことのように言った。
「拭いて、ペーパー落としちゃうと見えなくなっちゃうんでね。はい。はい。立って。」

見る?

なにを?

今、私が出した・・・・。

心愛は足元が無くなったようなおぼつかなさで腕を引き上げられるままによろよろと立ち上がった。そして・・・・・便器を覗き込んでいる悪鬼看護士を見つけた。かああああああああ。火の塊が喉を突き上げてきて身体中を焼き尽くすような羞恥に襲われて心愛は顔をおおった。ふらふらとする身体を誰かが支えてくれているのも気がつかなかった。

い、いやぁ、恥ずかしいっ!

心愛の受難は今始まったばかりだった。


恥ずかしいの 4へ続く

 悪鬼様がかわいい心愛ちゃんをネチネチいじめる時に、同じ病室に入院してさやかと一緒に耳ダンボになって、楽しみたい人手を挙げて!

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    2006

02.05

恥ずかしいの 2

 そんな、心愛の願いもむなしく、その姿勢をとれば当然の事ながら、悪鬼看護士がちょっと覗き込めばあそこもあそこも丸見えなのだった。悪鬼看護士はぺろりと舌を出していた。本当は横たわったまま膝を胸にひきつけるようにして必要最小限の露出でするべき行為なのだが、彼は浣腸が大好きだった。(相手が綺麗な若い女性のときのみだが・・・。笑)こんなに若い女の子なら尚更だ。めったに無いチャンスなのだから、出来るだけ楽しまないと、と思っていた。
 それには、この部屋はうってつけだ。悪鬼看護士は知っていた。どういうわけか、この部屋に入院している残りの五人は悪鬼の趣味を知っていてそれなりに寛容に見逃してくれることがある。もちろん、自分の方に矛先が向いてくるとぴしゃりとはねつけるくせに、他の人間が相手なら、絶対に邪魔しない。邪魔しないどころかいろいろと手伝ってくれたりする。もちろん口もしっかり堅い。
 まず、悪鬼看護士は、心愛が必死につぼめているのお尻へ手を掛けるとぎゅっと両側に押し広げた。

「あ、いや。」

 心愛が悲鳴をあげて前につんのめりそうになる。
「こら、こら、じっとして、まずアナルの状態を確認せんとな。」
 普通の声で言ってから悪鬼看護士は小さい声で付け加えた
「そんなに、きゃあきゃあ騒ぐと、他の人に筒抜けになってしまうわ。」
 いや、たとえ声を潜めたって狭い病室。仕切るのはカーテンのみなのだから、気配すら全部筒抜けなのだが、心愛は動揺してるのでそこまでは気がつかない。ビクッとすると、声を上げないように必死に口を閉じようとしている。悪鬼看護士は、両手を尻たぼに掛けたまま、顔をアナルに近づけた。すみれ色の綺麗な整った皺が放射状に並んでいる。
「ふんふん。特に異常は無いようやな。綺麗なお尻の穴や。」
「いやあああ。」
 みないで。みないで。心愛は、恥ずかしさで死にそうだった。お尻の穴をまじまじと見られた上に、病室のみんなに報告されているのだから当たり前である。しかもこんな体勢でお尻を広げられてしまえばいくら足に力を入れてつぼめても何もかもが丸見えになってるのは明らかだった。
 体が恥ずかしさで震え、四つんばいで支える腕に必死で力を込めているが、前のめりに倒れそうなくらいに力が入らなかった。かわいいなぁ。消え入りたいほど恥ずかしがっている心愛は、抱きしめたいほどかわいい・・・・・と不埒な悪鬼看護士は考えていた。お尻の穴も慎ましく何も知らぬげだし、あそこもぴったりと閉じて清純なたたずまいを見せている。何にも知らない女の子って感じだった。
「痛くないように、すこしほぐそうなぁ。」
 普通であれば潤滑油さえ塗ればそのまま浣腸するのに、全く必要が無いにもかかわらず、悪鬼看護士はアヌスに触って楽しむつもりだった。心愛は何もわからないので、ただただひたすら早く終わるのを祈っている。にやっと笑うと彼は、服のポッケから「いけないクリーム」を取り出すと、たっぷりとすくってアナルの周囲に塗りこめた。心愛は歯をくいしばっていたのに冷たい指が触れたとたん
「ひあっ。」
と、叫び声をあげて飛び上がってしまった。

 急いで、元の姿勢に戻るが看護士の指は心愛の、恥ずかしいお尻の穴をくりくりと揉み解し続けている。ヒヤッとしたものを塗り込められているのに、あまりの恥ずかしさに身体中が熱くなって汗が吹き出してきた。ああ。お願い。みんなに何されてるか分かりませんように。目をぎゅっとつぶり真っ赤な顔を必死でうつむけて耐えている心愛をよそに、悪鬼看護士は念入り過ぎるほど念入りにマッサージを続けた。だんだんとお尻の穴がふっくらとして来て吸い付くような感じになってくる。つと、人差し指を立てて押すとその指は全く抵抗無くずずずっと中に吸い込まれていった。
「きゃっ。」
 四つんばいのままのけぞる心愛。あそこを指で串刺しにされてしまったので、逃げようにも逃げられないのだ。
「ああ。痛いですか。中にもクリームを塗りますから、ちょっと我慢してくださいね。」
 ああ。言わないで。赤い顔をふるふると降りながら心愛は歯をくいしばった。看護士は何度もクリームを継ぎ足してはお尻の穴に指を入れて来る。あげくにぐるりと廻すようにして、周囲にも念入りに塗りつけてくる。生まれて初めてお尻の穴に指を、しかも男の指を入れられている心愛は、あまりのことに動転して全く抵抗も出来ない有様だった。悪鬼看護士は隠れようもなく顔を覗かせてくる彼女のピンク色の割れ目の中から、ちょっぴり顔を出している花びらがだんだんとぬれぬれと開いてくるのをにんまりと眺めた。

「さて、いよいよ浣腸ですよ~♪」
 いや。逃げ出したい。心愛の体は心の中を現すように正直に前にのめる様になっている。悪鬼看護士はちょっと意地悪な気持ちになって、いまさらながら彼女の太腿に手を掛けた。
「えーと。足をもう少し開いて。」
んんん。心愛はいやいやをしながらちょっとづつひざの位置をずらしていく。自分の意思で男にあそこを見せなければならないのは恥ずかしくてすごくつらかった。周囲の風景がぼやけてきた涙がにじんでくる。
「さあ、入れますよぉ。」
いちいち言わないで。言わないで。お尻の穴に冷たいものが触れたと思ったときにはぷっすりと差し込まれていた。ああああ。やだやだ。くりくりとゆっくりと廻されるとそれは、また引いていく。
「痛いことない?」
「い、痛くないです。」
 やだ、速くしてよぅ。もう、逃げられないのなら一刻も早く済ませたい。そんな心愛の気持ちをよそに、悪鬼看護士はまたゆっくりと浣腸器の嘴管を沈めてくる。ピストンがゆっくり通されて冷たい薬液が入ってくる。速く。速くして。薬の入ってくる速度はじれったいほどゆっくりだった。
「んんんんん。」
 我慢できないで、声が漏れる。はっとして、必死に歯をくいしばる。
「力を抜いて。お薬が入りません。」
 ピストンをゆっくりとしか押さないのだから、薬がゆっくりとしか入らないのは当たり前なのに、まるで心愛のせいであるかのように意地悪に悪鬼はわざわざ声に出して言う。ほかの患者に聞かせるためだ。あとちょっとで終わりという時に、悪鬼はわざとピストンを引いて、一度入った薬液を吸いだした。
「あ、いやあああ。」
 異様な感覚に心愛は身もだえした。もう、声なんかにかまってられなかった。一度吸いだされた薬液がまた入ってくる。ああ、いや、速く終わって。あまりにもつらくて恥ずかしくてベッドの上に涙がぽたぽたと落ちた。悪鬼は彼女が泣いてるのを見てますますぞくぞくしてきた。液を入れ終わった器具をそおっと抜くとすばやくピストンを引き空気を入れると、また、お尻に差し入れて今度はあっという間にピストンをぎゅううっと押して全部中に入れてしまった。心愛はなにか異常を感じたのか、無意識に後ろを振り返って見ようとしたが、看護士とばっちり目があってしまったような気がして、またさっともとの姿勢に戻った。

「はい、終わり。」
 心愛の気持ちなんかまったくわからないふりをして、悪鬼看護士は能天気なほどの明るい声で、浣腸器を嚢盆の上に載せた。

 それから、心愛に手を貸してベッドが降りさせる。心愛は初めての浣腸に動転しているのかすっぽんポンの下半身まで気が回らないのか苦しそうにお腹をかばいながらベッドを降りてくる。
「と、トイレに。」
「だめや。すぐに出しちゃうと、薬が効かないで、薬液だけ出ちゃうから。もうちょっと我慢してなあ。」
 そう言いながら、悪鬼看護士はベッドの上に防水性のエネマシーツを拡げ始めた。ちらちらと視線を廻して、かわいい黒い茂みを確認した。心愛は、もうお腹が痛くなってきていて、青い顔をして震えている。下半身を隠すということも忘れてお腹を押さえていた。
「はい。もう一度ベッドにあがって。今度は仰向けに。」
 ベッドにあがろうとして、心愛は、自分がすっぽんポンになっていたことに気がついてはっとした。みられた。全部、見られちゃった。わ、私、隠すのも忘れてた。やだ。恥ずかしいとこみんなこの人に見られちゃった。


恥ずかしいの 3へ続く

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    2006

02.04

恥ずかしいの(改変版)1

 ブログの読み込みが遅くて悩む日々です。せっかく悪鬼さんにラッキーガールって太鼓判もらったのに(ノ_・、)シクシク。

 でも、気を取り直して次に行きまーす。前回ちょこっと書いた「はずかしいの」入院患者を募集したらSM川柳の悪鬼さまが手を上げてくださいました。
それで、悪鬼様をベッドに寝かせて続きを・・・・か、書けない!だって六人部屋ですよ。女性ばっかなのにそこに悪鬼様。あの、サングラスの悪鬼様。|||(-_-;)||||||よっしゃあ。じゃあ。患者を悪鬼様の愛しの心愛さんに変更しよう。そして、看護婦に浣腸される心愛さんを見てニマニマ喜ぶ悪鬼様を・・・あ、カーテン閉まってた。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

 と、いうことで・・・「心愛(ここあ)の日記」「の心愛さんの了解をえて大幅改「変」バージョンになりました。でもでも、悪鬼様って関西の方ですよね。ウーン (Θ_Θ;)会話が標準語だ。その辺の不手際は目をつぶってください。すいません。
 最近心愛さんは、ブログ高級M女クラブ隷花~M女の集い~も運営されてますのでそっちもよろしくね。

 あ。そうそう、さやかのへたっぴいの川柳2回目掲載されたの。ペシペシ(;¬_¬)☆ヾ(@゚▽゚@)ノ" アハハへたっぴいでも見てくれると嬉しいです。
↓さやかのぺたっぴな川柳はここ
SM川柳


これは、心愛(ここあ)ちゃんが、まだな―んにも知らなかった頃のお話しです。

  心愛が、入院して一週間がたった。命にかかわるほどの病気じゃないけど、しばらくは入院してないといけない。心愛がいるのは、6人用の大部屋。真ん中のベッド。左右は心愛よりももっと大人のお姉さん。反対側の入り口側のベッドは子供がいるお母さん。向かい側の真ん中は、心愛より年下の女の子みほちゃん。そして一番窓側は、さやかというちょっとなれなれしい女の人のベッドだった。

 今日の回診の時に先生は心愛のお腹を抑えて、首をかしげた。
「うーん、ちょっと張ってるかな。この間便通があったのはいつ?」
「先生、実は入院してから心愛さんは一度もしてないようなんですよね。」
説明するのは、回診に同行してきた看護士だ。看護士なのに黒いサングラスをかけていて悪鬼という怖―い名前を持っている。小児病棟には絶対にいけないでしょ・・・というような男の人だった。心愛は、この看護士さんがちょっぴり怖かった。しかも、男の人なので正直に言うとちょっといやだなぁって思ってた。女の人のほうが安心する。
「そう、じゃ、今日は浣腸をしてもらってね。」
心愛はびっくりして、先生の顔と看護士さんの顔を交互に見た。浣腸?そんなにあっさりと簡単に言わないで欲しい。心愛は浣腸なんかしたことがない。便秘になったのも今度が初めてだ。ちょっとお腹が苦しいと思っていたけど、そのうちに出るだろうと、簡単に考えていた。先生は心愛のびっくり顔をあっさりと無視して次のベッドに廻って行った。心愛には、反論する余地も、何もなく・・・。

 「ふふふふ。心愛ちゃん浣腸は初めて?」
先生が、部屋から出て行くと斜め向かいのベッドのさやかお姉さんが、聞いてくる。あ、やだ。そんなに大きな声で言わないで。心愛は真っ赤になっていた。みんながこっちを見ている。心愛は慌てて布団の中に潜った。心臓がドキドキして、不安だった。どうしよう。どうしよう。なんとかしないですませられないかしら。

 その時、悪鬼看護士さんが戻ってきた。銀色のトレイの上に大きな注射器の乗った嚢盆とおまるが乗っている。それを見て心愛は、初めて事の重大さに気がついた。これって、この悪鬼看護士さんに浣腸されちゃうって事なのではないだろうか。浣腸だけでもすごく嫌なのにそれを悪鬼看護師さんにされるなんて、もっと嫌だ。どうせ浣腸されるなら男の人じゃなくて女の看護婦さんにして欲しい。心愛は、なんとか逃げ出せないかと思ってあせって周囲を見回した。すると、部屋中の患者達の脅威しんしんの視線にぶつかってしまった。悪鬼看護師はサアッと周囲のカーテンを閉めて、サイドテーブルの引き出し式の台を出すとそこへ嚢盆を置いた。
「え・・・?こ、ここでするんですか?」
心愛の声は思わず震えていた。悪鬼看護士さんはにっこりと笑った。
「そうそう。心配しないくても大丈夫。すぐにすむから。」
「やだ。女の看護婦さんにお願いできないんですか。」
「看護士は、みんな同じ。お医者さんだって性別で選ばないでしょ。...((((ノ^^)ノ ウヒョヒョヒョ 」
心愛は血の気が引くのを感じた。嘘。嘘でしょ。男の看護師さんにされちゃうなんて。それだけでもああ、しかもそれだけでも、考えられないほど恥ずかしいのに、全員女性とはいえ、部屋の中には心愛以外に5人の患者がいるのだ。その真ん中で浣腸されちゃうなんて・・・・いや。いや。心愛は半分腰を浮かして後ずさりした。看護士は、にこにこしたままで、心愛に付け込む隙を与えない素早さで、てきぱきと準備を進める。
「四つんばいになってお尻をオレのほうへ向けて・・・。」
彼の声ははっきりとしていて大きく、きっと筒抜けだ。体全体が恥ずかしさでかあっと熱くなり、次には顔がほてってくるのが分かった。

「さあさ、早く。」
 看護士は有無を言わさずに心愛を引き起こした。心愛はどこか逃げ出すところは無いかと左右を見廻したが、ぐるりは、うす緑のカーテンがあるばかり。カーテンの向こう側ではひそとも音がしない。みんな、カーテンの中で何が行われているのか知っていて聞き耳を立てているのが明らかだった。嫌。こんなところで浣腸されるの嫌。男の人にお尻を見られるのなんて嫌!心の中で必死に叫んでいたけど、看護士さんのてきぱきと手際よく心愛の姿勢をお尻をベッドの横へ向けて四つんばいにしてしまった。本当は、患者に羞恥心を与えないように横向きに寝たまま足を軽くクロスさせてお尻を突き出させるようにしてするのが普通なのだか、心愛は浣腸については全く知識が無かった。自分のとらされている姿勢についても疑問の持ちようが無く、ただただ恥ずかしいばかりだった。看護士さんは、両手でべろっと彼女のパジャマとショーツを引き剥くとあっという間に足から抜いてしまった。つまり、心愛は下半身はすっぽんぽんにされてしまったのだ。

「いやあああっ。」
心愛は腰を落としてくるんと丸まった。恥ずかしくて泣きたいくらいだ。なんで?なんで全部脱がしちゃうの?いやいや、恥ずかしい。だれか・・助けて。
「ほらほら、子供みたいなことしないで、ここは病院なんやから。」
悪鬼看護士は、あいかわらずにこにことして真っ赤になって抵抗する心愛を力づくで元の姿勢に戻させた。そういわれると、いくら恥ずかしくても病院ではいろんな事が当たり前のように行われている。しかもこの看護士の落ち着いて態度を見ていると、騒いでいる自分の方がおかしいのかも・・という気もしてきた。心愛もあきらめて、おずおずとよつんばいの姿勢を整えた。だが、だからと言って、恥ずかしさが治まるわけもなかった。四つんばいになってベッドの横にお尻を向けているのだから悪鬼という看護士の目の下にむき出しのお尻が突き出されているのだ。しかも・・・何もはいていないものだから一番隠しておきたいあそこもあそこも見られているのではないだろうか。心愛は、必死で内腿に力を込めてぴったりと閉じた。ああ。どうか見えませんように。神様、お願いです。


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    2006

02.01

あなたがつぶやく最後の言葉

悪鬼様のバトンをまわしにさゆりちゃんのブログさゆりの○隷日誌...SMって何?へ、行ってきてこれ見つけたので早速やってみました。

あなたがつぶやく最後の言葉

今まで本当にありがとう です。

 →成城の自宅にて、夫、子供、そして愛人にみとられながら...(推定年令:68歳)
 Σ(^∇^;)えええええ~うっそー!あたしってそんなキャラ?

あなたの総合運
あなたは、聡明さと強い意志、人並みはずれた行動力を持っている人です。人の上に立ち、成功を形にできる力をもっています。しかし、プライドの高いところがあり、ときとしてあなたの考えを理論と勢いで相手に無理矢理押しつけてしまう事も。よくないですね。
そんなあなたの最期はある日突然やってきます。美食家気取りの食生活が災いして犬の散歩中(愛人と)突然意識不明に。遠のく意識の中、夫、子供、そして愛人の顔を見渡しあなたはこうつぶやきます。『今まで本当にありがとう』 余計なお世話かもしれませんが遺書(特に資産まわり)は生前に御用意をと。


あなたの仕事運
向上心の強いあなたは、責任ある立場におかれることで更にに大いなる結果を残せる人です。いわゆる女社長タイプです。あなた自身が中心となって仕事をできる環境づくりを考えてみるのもよいでしょう。起業するのであれば成功できそうです。しかし、必要以上のプライドが仇となり、人の意見に耳を貸さず、結果、手痛い仕打ちを招くことも。時には相手の意見を素直に受け入れ、広い視点で物事を見つめてみることをお忘れなく。


あなたの金銭運
あなたはお金の出入りの激しい星回りと言えます。大金を手にする可能性も大きいですが、同時に出ていくお金も少なくありません。しかし、御心配なく。最終的にはあなたのところにお金は戻ってくるでしょう。それで、成城にでも家を建ててみて下さい。マイホーム@成城、いいですね。ただ、やはり大きな投資をする時は慎重に考えてから行うことをお勧めします。

ラッキーワード
あなたの恋愛運
30代後半あたりからあなたの人気が急上昇!あなたがもてているのか、それともあなたのお金がもてているのか分かりませんが、あなたは男性に不自由することがないでしょう。そんな美味しい時間を満喫するのも一興ですが、あなたにとって本当に大切な人は誰かということを見失わないように。
『だったらお前がやってみろ!』
 (オリジナル・ポーズ付きでつぶやくとラッキー度、更にアップ!)

『だったらお前がやってみろ!』うーん、なかなかいい言葉です。ラッキー\(^^\)(/^^)/チャチャチャこれからは、キメ言葉にしようっと。



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    2006

02.01

バトン オロオロ(・_・;))((;・_・)オロオロ

 SM川柳の悪鬼さんからバトンが廻ってきました!
 
1、無条件でときめく○○な3人

   ★やさしい彼・・・(*'‐'*) ウフフフ♪

   ★率直なジェイミー・・・「アウトランダー」にハマってる♪

   ★可愛いせつなちゃん・・・(〃▽〃)キャー♪   

2、無条件で嫌いな○○を3つ
 
   ★ス○○ロ・・・浣腸はOKです。塗る、食べるはダメ。 
   
   ★鼻責め・・・早送り早送り・・・(^_^;)
 
   ★キレてる暴力シーン・・・怖ーい。|||(-_-;)|||

3、無条件にお金をかけられるもの5つ
 
   ★好きな本・・・活字中毒なので。

   ★ファイナルファンタジーのゲーム・・・3月16日発売!

   ★なし・・うーん、無条件にお金かけてもらってるほうかも・・。  


4、無条件に好きなこと
   
   ★彼と過ごす時間・・・悪鬼様に負けないでのろける(#^.^#) エヘッ

   ★SMブログ読んでる時間・・・あああ、今日も寝不足な私。

   ★ベッドの上の読書・・・活字中毒なのでぺこ <(_ _)>
 

5、バトンを回す5人に合う色をつけて

    みほちゃん・・水色!さわやかな高校生。

    お宮さん・・・・紫!大人の女性よ。
 
     thorn_roseさん・・・ピンク!そばにいたらすぐに押し倒したい。

    きょろちゃん・・・白!いろんな経験してるのにすっきり!

    さゆりちゃん・・・オレンジ!若さを感じちゃうの。

 以前ビビちゃんに廻したらそこで途切れちゃったのよねぇ。
((((_ ▲_|||))))ドヨーンこりずに、今回も出掛けていったら
すでに心愛さんから来てた。(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪
・・・今度はどうなるでしょうか。ドキドキです。


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